父親について、よく考えます。本人が板金職人だったので
教育にお金をかけるよりも、実際の現場で腕を技術を習得しろと
いう考えでした。自分が生まれた頃はそれでもよかったのでしょうが
時代は学歴というものに支配されてきたのに、高校さえ、行かないで
職業訓練校で良いとさえ思っていたのです。しかし、時代は匠レベルの職人以外は
不要となって、なにはともあれ、学歴になってきていたんです。
そんな時代が見えていたら、進学という選択肢もあったのでしょうけども
そこまではいらないと。でも、それが定年を迎えた後でも影響していて
苦しい生活を送り一因になっています。親からの負の連鎖で進学できかった
ために、ここまで苦しいことになるとは思いませんでした。
両親がもっと考えてくれたらと今になって思います。