フランスに住んでいましたと言われたら「やっぱり!」と。
特にフランスかぶれというわけではないのですが、
そんなオーラを醸し出せる人の典型みたいところがあります。
大学卒業後、ピアノで留学した根本諒子さんは帰国から2年半。
パリ郊外のポントー=コンボー Pontault-Combault にある、
ニーナ・シモーヌ音楽院 Conservatoire Nina Simoneに、
パリのオテル・ド・ヴィル Hôtel de Ville 駅から、
メトロ11号線で45分かけて通っていたそうです。
パリには2015年から5年間滞在し、2020年に帰国。
以来ピアノ指導を行っています。
演奏に関する相談で今回久しぶりに会いましたが、
時が経てば当然ながら話せる内容も変わってきます。
根本さんは何事もはっきりしている人だと思うのですが、
巧みに状況判断して気遣うところが光っていました。
それは咄嗟の表情にも及ぶので繊細な雰囲気を纏っています。
潜在能力の高さを感じさせ、これからが楽しみです。