2017年の夏、オークランドでMLB観戦をした話は、すでに紹介したところ(その1、その2)。で、この野球観戦のために宿泊したのが、サンフランシスコの街。
このサンフランシスコの街、フィッシャーマンズワーフのような著名な観光地は、内陸の湾岸にあるものの、地図上の市の領域は、太平洋に面している。これまで何度か、サンフランシスコを訪れたものの、その目的がMLB観戦だったこともあり、これまで一度として、サンフランシスコから太平洋を眺めたことはなかった。
その一方で、生まれ育った北海道で太平洋を眺めても、この海がアメリカにつながっていると、考えたことはなかった。そこで、今回のサンフランシスコ訪問では、ぜひそこから太平洋を眺め、海の向こうにある日本国に思いを馳せてみたいと考えた次第。
そんな思いを抱き、撮影したのがこの一枚。
撮影した場所は、この写真の左側に映る建物、クリフ・ハウスから。
クリフハウスにはレストラン、土産物店などがあるが、建物内のバーで注文したのが赤ワイン。
そして、イカのフライをつまみとして注文し、グラス傾けつつ1枚目の写真を撮影した。
以上の次第でわかったことは、海の向こうに人々の暮らしがあると想像するには、自らのイメージがいかに貧困であるか、ということである。北海道から津軽海峡の向こうに本州が見えるのとは、わけが違うのであった。
海の向こうの陸地も見えない中、世界の海に繰り出していった先人達の偉大さに、驚嘆したのであった・・・・・。
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