のぶです。

本日は

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①どんなに素直な人でも、“ある性質”を抱えながら行動している
②相手に自分の思い通りに動いてもらうためには
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という内容をお話していきます。

社会の中で暮らしていると
どうしても人と関わることが
必要となってきます。

人と関わるということは
時として厄介さを含んでいます。

なぜなら
自分の思い通りにならないことが
あるからです。

例えば
・好きな人をデートに誘おうとしたけれど
断られてしまったり

・仕事を頼もうとした時に
面倒くさがられてしまったり

・ふとした意見のぶつかり合いで
喧嘩になってしまったり

いろんな状況に陥ってしまいます。

そんな時、
「相手が自分の思い通りに動いてくれたらな・・・」
と思ったことはありませんか?

これからお話する中では
相手がどんな要求にも
応えてくれるようになる方法

をお伝えしていきます。

ただ単に相手にお願いをするだけでは
相手は気持ちがなかなか動きませんが
喋る時に“あること”をするだけで

相手が思い通りに動いてくれる可能性が
ぐっとあがるのです。

僕も実践することで
相手に動いてもらえる回数が上がりました。

しかも相手はイヤイヤ、
面倒くさそうにではなく、

むしろ僕に尽くしてあげたい
というぐらいの
気持ちで行動してくれたのです。

相手と接するときに
この方法を押さえておけば
いつでもあなたの言うとおりに
動いてもらえるようになります。

いつも苦手だと思っていたあの人も
片思いしてどうにか近づきたいあの子も
親も、友達も、先輩も

嫌な顔をすることなく
とてもいい関係を築いたまま
自分のお願いを聞いてもらえるようになります。

ぜひこれからお話することを
実際に試してみてください。

【①どんなに素直な人でも、“ある性質”を抱えながら行動している】

このお話をしていくに当たって
まず最初に押さえておいて欲しい点があります。

それは
人が行動するときには
必ず『思考』が働く

ということです。

あなたも例えば
仕事をしているとき
人と話すとき
休憩するとき
ケータイをいじるとき

何も考えずに
その行動をしている
ということはないでしょう。

仕事ならその内容に関して
考えを巡らせたり

人と話をするときには
最初に話題を思い浮かべてから
話をするし

休憩するときには
「疲れた」という感情が頭をよぎったり

ケータイをいじる時には
メールが来ていないか
頭の中で気になったから
いじるはずです。

人間は思考を働かせることなしには
行動をしないのです。

そしてどんな人でも
思考は複数の中から
選んで行動を起こします

例えばある人が
心の中に次のような
思考を抱えていたとします。

〇お腹すいたな
〇疲れたな
〇仕事しなくちゃな
〇恋人に会いたいな
〇お酒飲みたいな


人間はこのような思考の中から
次の行動にふさわしい思考を選んでいます。

必ず優先順位をつけているのです。

例えば次のような感じです。

1お腹すいた
2仕事しなくちゃ
3恋人に会いたい
4疲れたな
5お酒飲みたいな


こうして優先度が高い
思考にそって動いていきます。

1お腹すいた   →お昼だしご飯をたべよう
2仕事しなくちゃ →お昼を食べたら仕事をしよう
3恋人に会いたい→仕事をしたら会いに行こう
4疲れたな    →恋人とゆっくりしよう
5お酒飲みたいな→恋人と飲めばいいかな・・・


この時の優先順位の付け方は
欲求が強い順に
番号が振られていくのです。

それは人それぞれで、状況に合わせて
仕事だったり休憩だったり
優先順位は変わっていきます。

この思考のプロセスは
どんなに優しい人でも
素直な人にも当てはまります。

要求に応えてくれやすい人は
自分の中であなたの優先度が高いからなのです。

しかし
必ずしも全員があなたの欲求に対して
優先度を上げてくれるわけではありません。

断ってしまう人の頭の中では、

例えばあなたが「遊びに行こう」と誘った場合
次のような思考のプロセスが生まれます。

先ほどの例をだして説明します。
―――――――――――――
お昼だしご飯をたべよう
お昼を食べたら仕事をしよう
仕事をしたら会いに行こう
恋人とゆっくりしよう
恋人と飲めばいいかな・・・

   ↑
〈遊びに行こう〉

[⇒《遊びに行こうの優先度はどれくらいか》]

お昼ご飯を食べるor遊ぶ
ここはご飯を食べたい

仕事or遊び
いやいや仕事だ

恋人or遊び
いや恋人だろう

・・・

【結論】
面倒くさい。


―――――――――――――

このような感じです。

あなたの要求に対して
その人自身の欲求と比べた時に
低いから断ってしまうのです。

【②相手に自分の思い通りに動いてもらうためには】

ではその低くなってしまう
思考のプロセスに対し
優先度をぐんとあげるためには
どうすればいいのでしょうか?

それは
相手に『メリット』を与えることです。

例えば
相手を遊びに誘いたいときには、
その人が行くと、どうなるのかを
想像させることが必要でしょう。

もしもその人に恋人がいないとしたら

「超可愛くて君の性格にピッタリな女の子が来るよ。
 仲良くなるチャンスかもよ!」

とか

最近忙しそうな人だとしたら

「たまには息抜きにどう?
すごく仕事のリフレッシュになる温泉があるんだよね。
お前と仲良かった人も来るし、ここで来ないと損かもよ?」

などと相手の中にある

恋人欲しいとか
疲れを癒したい
というような

欲求をつついてあげることで
優先順位を上げることで
相手は行動してくれる可能性があがります。

またこの時に
メリット与える方法として
言葉だけでなく
でメリットを高める方法もあります。

例えば、
よく子供がおもちゃをせがまれた親は

「テストで100点とったらね」

と言ったりしますよね。

親は100点満点をとったテストをもらうことで
気持ちよくなり、
子供にお返しをあげたくなるからです。

相手が気持ちよくなるようなものを渡せば
そのお返しとして
相手に好意をもって動いてもらえます。

それが好きな子に
振り向いてもらいたい時にも有効です。

例えば、
あなたが誰かにお菓子をもらった時は
少し嬉しい気持ちになりますよね。

もらって悪い気はしないと思います。

他には
いつも旅行の際にお土産を買ってきてくれたら
今度はお返しをあげようなんて思いますよね。

物は言葉よりも簡単に渡せて
好印象を与えることができるのです。

このように相手に対して
自分の思うように動いて欲しいな
と思うときには

相手にメリットを与えないといけません。

相手の
面白いと思うこと
嬉しいと思うこと
楽しいと思うこと


にフォーカスして
それにピッタリ当てはまるようなものを
提供してあげるだけで
相手は気持ちよくなり
その行為が自分に返ってきます。

その時相手は苦痛を一切感じることなく
むしろ恩返しをしたいくらいの気持ちになって
接してきてくれるのです。

そのことを常に頭に入れておけば
相手を動かすことは簡単になるはずです。

自分のためではなく
相手のため
だと考えるのが大事なのです。

ぜひこれを参考にして
行動してみてください。

それではありがとうございました。

感謝