マヨネーズみたいな白い液体が!? | NOBLOG 【ノブログ】

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大分県大分市のカーショップNOBU CAR CRAFT【ノブ カークラフト】のブログです。

こんにちは姫野です。
店内カウンターより、、、

先日、お客さんから

「オイルキャップの裏側に
マヨネーズみたいな
白い液体が付いてるんですけど
大丈夫ですかね?」

と聞かれました。

エンジンオイルのキャップは
オイルフィラーキャップとも
呼ばれるんですけど

そのキャップの裏側に
乳白色の液体が付いている
というのは
エンジンオイルの
乳化現象といって

エンジンオイルに水分が
混入することによって
発生する現象です。

少し詳しく説明すると
エンジンは外気から
空気を取り入れて
ガソリンと混ぜて
噴射して爆発していますが

この取り入れた空気には
(気候によりますが)
若干の水分が混じっており

完全に暖機してしまえば
油温も上がって
そのオイルに混じった水分も
蒸発していくんですけど

エンジンが温まる前に
止めてしまったりすると
水分が蒸発する前に
内部へ残ってしまい

本来なら水と油は
混ざり合わないものですが
エンジンの内部で
かきまわされることで
混ざり合ってしまい
白い固形物を生成します。

まぁこれは
食卓のサラダにかける
ドレッシングみたいなもので
こちらは逆に乳化した状態が
正常なんですけど

もしドレッシングの
油が分離していたら
容器を振ってから
使うと思いますが
あのイメージです。

ただ車の場合は
一旦乳化してしまうと
再び分離することはなく

水分が入ったオイルが
エンジン内部を
循環するわけですから

エンジンオイル本来の
働きは損なわれてしまい
エンジン性能の低下や
故障、トラブルの原因に
なることもあるんです。

そしてこれは
最近のハイブリッドカーや
アイドリングストップの
機能が付いた車に
よく見られる現象で

そうした車は
燃費や環境性能向上のために
エンジンを頻繁に始動したり
停止したりするので
エンジンの内部に
結露が発生しやすく

そのため内部の
水分量が多くなりがちで
エンジン温度も
上昇し難いんです。

特にハイブリッドカーは
モーターだけで低速走行を
行ったりしますから
余計にエンジンの温度は
上昇し難く

その他の車の場合は
冷却水(クーラント)が
ガスケットの劣化などで
エンジンの内部に入り
オイルと混ざるケースも
あるんですが

この場合は
最悪エンジンが壊れる
可能性もあるので
早めに点検や修理を
行った方がいいでしょうね。

エンジンオイルの
乳化現象は
レベルゲージで確認する
方法もあるんですけど

ゲージに少量の
オイルしか付かないので
わかり難く

前述の通り
オイルフィラーキャップを
外して裏を見るのが
確実で早いので

もしあなたも
自分の愛車が乳化していたら
エンジンのフラッシングと
オイル、エレメントの交換を
早めに行ってください。

では今日のお話は以上です、
次回もよろしくお願いします。


<今日のオススメ>

純正状態では
真っ黒で目立たない
オイルフィラーキャップも

市販品に交換すると
エンジンルームに
アクセントが付くので

手軽なカスタムとしても
オススメです。

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