今週月曜、あるマスコミの取材を受けた。

でも取材があるとは聞いていなかった。

突然であった。


しかし取材に来たマスコミの方は、ある企業の許可を受けて訪問しており

私がそれを承知していると思ってる。



『取材があるとは聞いてないんですけど』

と伝えても、相手はノリノリで質問をどんどん浴びせてくる。

最初は差しさわりのない範囲で答えていたが

途中から

『この状況はおかしい、止めなければ』

と感じてきた。


それは、インタビュー者が、あるエスカレートさせた行為を

私の知り合いに行ってしまったから。

私はやっぱりこれではいけないと思った。




筋が通っていない。

どう考えても筋が通らない話なのである。

私は次の日、改めてマスコミの方と、

許可を出したある企業担当の方に申し入れをした。


『取材の目的と、企画書を作って仕切り直して欲しい』




そもそも取材の目的すら知らされていないものに答える必要はないのだし

ましてや私以外の人間のプライバシーを侵害するような行為には、絶対協力できない。

マスコミが発する情報はそれほど影響があるということなのだ。



翌日、そのマスコミの方からお詫びの電話が入った。

そして、許可を出した企業の直接担当の上司の方からもお詫びが入った。

しかし、当の本人からは何の音沙汰もなし。






私に謝ってほしいという話ではないのである。

相手に筋を通さないということは、相手の仕事や立場や人間性を軽視していることと対なのである。

そして筋を通さないでやった行為はビジネスの世界であれば企業の信用を一瞬にして失墜させ

最悪な場合は企業の業績を悪化させるにまで影響が出る。




筋道が通らない事柄は、後々トラブルを招くこと100%。

そして筋道を通すことが人間関係を新しく気築き上げたり

良好な関係を継続させるコツなのである。

全ては周りに対する思いやりがあるか、ないかの違いなのである。