ピラティスレッスンを受けたことのある生徒さんからよく耳にする話。


『以前通ってたジムでは丁寧に見てもらえなかった』

この話すごく聞きます。

聞く度に
『なんでそうなるかなぁー?(*_*)』
と、それこそ以前から疑問に思ってた私わんわん


話をされる方は一様に、
『グループレッスンだから仕方ない』
と思い込んで、そんなもんだと思っているよう。



なんて悲しいんだ(T_T)


前回のタテマチ大学レッスンでも、
『こんなに丁寧に見てもらったのは初めてです!!
と声をかけて下さった方がいました。

お話を伺うと、通ってたジムのクラスは、タテ大の受講者数とかわりないのに、身体を動かすことだけしかやらず、一人一人の身体をじっくり見てくれるなんてことなかったしょぼんと。


だから人数の問題じゃないと今日初めて知ったと。。。



私がインストラクターの養成を受けたとき、外国人講師の方から
『ピラティスインストラクターが鏡の前に映る自分の身体に酔いしれるのであればインストラクターになる資格はない。レッスン中は、常にクライアントの身体に気を配り、観察し、動けない人の気持ちも理解できる心と論理的な知識やテクニックを備えた教養あるピラティスインストラクターになりなさい。その為には多くの身体を見て勉強しなければならない。』

その講師のもとに来たインストラクター希望者の中には、スポーツ業界で、いわゆる売れっ子もいたのですが、鏡の前の自分のポジションから動かず、自分の動きを見せていただけという人がいたそうです。



身体の不調を何とかしたいと思っている人は、ピラティスの前に
『私の身体って一体どうなってるの?』
と、まず、知りたいんです。私もそうでした。

知ったら、
『何でこんな身体になるの?なってしまうの?』
次は原因が知りたい。

そしてピラティスについて『何でこの動きをやったら改善に繋がるの?何故この動きが必要なの?』

最終的にはここにたどり着きます。



これがピラティスの面白さであり、ゴールかもしれません。



私も人数ではないと思ってますし、何よりも大切なのはクライアントが
『あ~なんか身体が変わってきてる』
と思うことができるかどうか。


そしてインストラクターは、その気持ちと共感できるかどうか。


私のインストラクターとしての根幹でもあります(^-^)