批評家筋に 評判の 悪い ボーダー(08)

  久々に よく出来た 邦題 

正義と悪のボーダーなのか
聖と邪 の 境目 を表しているのか

 生と死 なのか?

ひとが 選択する 倫理観の 境目 とするか?


さてさて その 出来栄えは?
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「ヒート」(95)のロバート・デ・ニーロとアル・パチーノが12年ぶりに再共演を果たした刑事ドラマ

という ふれこみで 制作された ミステリーサスペンス 

映画としては 十分 楽しめる 出来には ある。

映画としては 延々とテンションの高い犯罪現場のシーン が つづく

ストーリーを 語りたいのか? 演技を 見せたいのか?

監督の苦労が 判るだけに
 観客は それ以上の 物を 期待してしまう。

  この二人の共演は それこそゴッドファーザーまで遡れるわけで スコセッシに磨かれ 培われた 演技力は 十分 見る価値がある

だからこそ 評論家は評価のハードルを上げざるを得なかっただろう、、、。 

この二大演技派を どう 配置して 映画を成立させるか? は 監督の仕事 
つまりこの 刑事の犯罪 という ありふれた テーマを 監督の演出力で っどう見せてくれるか?に 移ってしまう

しかし この映画の本当に 見るべきシーンは 

ロバート・デ・ニーロの告白とアル・パチーノの独白(告白なのだが、、) だけなのは いささか きつい

、、、、映画としては

60点

ともかく 詰め込みすぎ

若手 中堅 の演技派に 
アクション満載で

 やらせたら?と

、想像してしまうのは わたしだけ では ないだろう

で おまけ ボーダー = 境界性人格障害???

境界性人格障害

境界性人格障害(きょうかいせいじんかくしょうがい、Borderline Personality Disorder,BPD)は、境界型人格障害とも呼ばれ、思春期または成人期に生じる人格障害である。不安定な自己-他者のイメージ、感情・思考の制御の障害、衝動的な自己破壊行為などの特徴がある。


ボーダー

原題:Righteous Kill
監督:ジョン・アブネット
製作:ランダール・エメット
脚本:ラッセル・ジェウィルス
製作国:2007年アメリカ映画
映倫指定:PG12
配給:日活

キャスト
ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、カーティス・ジャクソン、カーラ・グギーノ、ジョン・レグイザモ
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