『運命のボタン』の原作、リチャードマシスンって トワイライトゾーン(映画版テレビ版共に。) の脚本原作!…

創作意欲 衰えず?って これは テレビ版トワイライトゾーンのリメイク?短編あった?か?作品集に残ってたか?

マシスンはともかく原作とテレビ版トワイライトゾーンが面白くて、かなり読み飛ばした。

アイデアの宝庫みたいな人で、スピルバーグの『激突!』なんか最初、あたいは、スティーブンキングか?とおもってたら、あらら、マシスン!しかも代表作~。

ハッキリ、スティーブンキング辺りと被るけど、キングと比べると決定的に洒脱な作風。しかし身も蓋も無いラストには常に賛否両論。

あたいはキングより、好きだね~売れないだろうけど…、常にキングには救いが、微かな希望が残るけど、マシスンは作家自身を罰してるとしか思えないぐらい、残酷な結末が用意されている。

キングとマシスンの宗教感の違いか~。

この『運命のボタン』なんかも『アイアムレジェンド』(なんと二回目のリメイク版)の大当りを受けて、の企画制作だろう…。

アメリカは映画が第一の文化の国だから、小説家は不遇を囲う~

だって本を読む人間がいないんだもん!(今の日本並か?)。
出版はグラフィック雑誌が中心、文章は添え物、(その雑誌すら廃刊休刊が絶えない2010年の現実)
昔から小説の出版はハードルが高かった。
だからー小説家はみんなハリウッドのスタジオが脚本家にして食い散らかしちゃう。

まぁ、小説家は雑誌のコラムの延長みたいな、短編の需要しかない!ってのが、真相だけどね。

あのフィッツジェラルドですら、『雨の朝、パリに死す~』や『華麗なるギャッツビー』あたりに原作脚本参加してる。映画になんなきゃ評価もされなかった可能性すらある?。ごめんね、一般認知度の事ょ。

まぁ、ギャラが一桁フタケタ違ったってのが、正直なところか?

が『激突!』のヒットを受けて、小説の映画化権、脚本料、名目で100万ドルぐらいの話はマシスンの回りで、飛び交ったろう(今の感覚は一億円だけど当時の換算で5~6億円以上か?)
この『運命のボタン』もマシスンの実体験か?スピルバーグへのヤッカミか?~目の前の100万$をボタンを押すだけで~………『人生が変わる!』と、

マシスン自身の環境の変化に、いろいろと、勘ぐれるだけの状況にあった!、そんな作品なのよ。

6*年代の黄金期から、そのアイディアは驚きをもって迎えられた…マシスン。

是非一読をお勧めする。