歌詞の頭に『京都』がある曲、『女ひとり』です。1965年、詞:永六輔、曲:いずみたく 制作で、男性コーラスグループのデューク・エイセスでヒットしました(中学三年生のとき)❗ フォークブームにあやかった感じでした。
強引に『京都』を引っ張って来ました😜。
高三のクラスで新しい友達が出来ました❗O塚君です。なんかマンマやなぁ…バレバレやん
母親同士が知り合いらしく、ニコニコしながら近づいて来ました。そういうことならと直ぐに仲良しになりました。
彼の家は我が家と高校の間にありましたので、下校途中に立ち寄ることが多くなりました。
彼も部活中退組、ということも気が合う要因のひとつだと思います。
初めて彼の部屋に入ったとき、な〰️んにも無いのに驚きました❗どうやらホントの彼の部屋は別にあって、ここは遊び用の部屋でした。
おもむろに彼は、窓枠の上の刀掛けのようなところから木刀を下ろし、正眼の構えで私を見据え、
「赤樫の木刀やで、エエやろ❗」
と、一言…。
「お、お、おう・・」(どない言うたらエエんかわからん)
こいつは剣道部でした。
「気分転換にこれで素振りすんねん。あと、プロレスの技の練習とか…」
(こいつ、絶対アホや)
さらに、
「吉田、お前プロレス好きか?」
「えっ👀⁉️…、おぅ、まぁ り、力道山までやったかな😅…」
(アカン、話題変えな)
「お前、勉強部屋どこやねん❔素振りとプロレスの間でで気分転換してるんちゃうやろな❕勉強そっちのけで❓️」
「やってるワイ❗ちょっと待っとれ」
と、隣の部屋へ行き、何か持って来て、
「これ知ってるか?」
見せられたのは雑誌のようなもの。手に取って見ると表紙に『大学への数学』と書いてある小冊子でした。
開いてみると、国公立私立を問わず、名だたる名門大学の入試問題がびっしりと詰め込まれている。かなりの難問だ 。
「これ、お前全部解けるんか?」
「…まぁ な」
「嘘やろ」
「半分ぐらいかな」
「……」
「1/3ぐらいや❗」
「信じる。…けっこう難しいなぁ。なんやこれ❕この問題は全然解らへん。東京工業大学か、ふーん😒。この本、虎谷(書店名)で売ってんの?」
「おう、今月号出たばっかりや」
「よっしゃ、帰り買うて行こっちゅうか、お前は新しいの買わんでも解いてない問題やったらエエやんけ」
「大詰めになったら全部やるからエエねん」
この問題集、1957年創刊で現在も販売されてるんですね😅。凄いなぁ✨
帰宅して早速問題集と格闘しました❗二、三割は参考書に頼ればなんとか解けるレベルでした。東工大の入試問題は無理でした😢。
翌日、数学の先生に東工大の入試問題を見せると、
「こんなん高校では教えへんレベルや。反則やなぁ。放課後職員室に来いや、一応教えといたるわ」
「あザぁ~す❗」
エエなぁ✨茨木高校