2026年8月3日(月)

妻の名前は照子(てるこ)と言う。

私の名前は啓照(のぶてる)と言う。

知り合って照の字が一緒と知ったとき、

「お互いを照らす間柄になれるね!」などと夢のようだった。

しかし婚姻届を出して戸籍を確認すると妻の名前が昭子になっている。

「・・・これは?」と妻に聞くと、

酒に酔った父親が出生届の際、照の字の点を書き忘れたとのこと。

妻が亡くなった際に必要になった戸籍謄本全部事項を確認すると、

昭和32年12月25日生まれとなっているが、その届出日は昭和33年1月27日。

初の子供の届け出を1ヶ月以上先にし、しかも酔っぱらって名前を間違える。

つまり馬鹿野郎な親父のせいで、昭子(てるこ)の人生が始まってしまったわけだ。

お互い照子に名前を変えたいと言う思いはあったが、

結婚当初の世の中は通称でも良かったのと、

戸籍上の名前を変えるには複雑な手続きが必要だったので諦めてしまった。

しかし最近はナンバーカードの作成や金融関係も含めすべて昭子となっていた。

・・・せめて納棺や火葬の名前は照子にしたかった。

葬儀社に確認すると、横浜市も認めてくれたとのこと。

・・・・・良かった。







妻が亡くなって今日で3ヶ月。

一番辛かったのは妻の物を捨てることだった。

インナー、シャツ、ズボン、靴。

すべて燃えるゴミとして捨てた。

捨てる行為はあっと言う間が望ましい。

金に換えようなどと言う流行りに乗る気は無かった。

そして共有名義だったマンションの相続。

・・・私がしっかりした男だったら共有にはならなかったハズだ。

今日は妻の口座を凍結させた。