道を歩いている見知らぬ男女2

女ハンドタオルを落とす


男「(落としたハンドタオルを拾って)

あ!落ちましたよ!」


女「あ!ありがとうございます!」


男「はいどうぞ(絵柄がミスチルのハンドタオル)

あれ?このハンドタオルミスチルじゃないですか?」


女「え?お好きなんですか?」


男「はい!僕のこのツアー行きまし、これと同じの買いましたよ!」


女「ほんとですか?すごい偶然ですね!

ライブもすごく良かったですよね!」


男「良かったですよね!」


女「どの曲が1番良かったですか?」


男「うわ〜!迷うな〜!どれも良かったしな〜」


女「じゃあ、せーので言いませんか?」


男「え?わかりました!」


女「じゃあ、いきますよ!せーの!」


女「名もなき詩!」

男「くるみ」


女「え?なんていいました?」


男「え?逆になんて言いました?」


女「名もなき詩です」


男「おー!僕も名もなき詩です!」


女「ちょっと〜!違ったでしょー!くるみって言ったの聞こえてましたからね!」


男「バレたか〜!名もなき詩も良かったですよねー!」


女「確かにくるみも良かったですねー!」


男「まさかこんな出会いがあるとは〜

あ!はい!落としたハンドタオルお返ししますね」


女「あ!ありがとうございます!」


男「じゃあ〜またどこかで!(男去ろうとする」


女「あの!」


男「はい?」


女「落ちましたよ!」


男「え?何か落としました?」


女「はい。あなたに恋に落ちました。」


♪名もなき詩/Mr.Children

(BGMで流れる)


男「え?」


女「あ!ごめんなさい。私何言ってるんだろ。すいません!忘れて下さい!失礼します!」


男「あの!僕もです!」


女「え?」


男「なんて言っていいかわからないんですが、

"愛情っていう形のないもの 伝えるのはいつも困難だね"。」

女「"名もなき詩"の歌詞。

私も思いました。あなたと、"これからどんな場面も二人なら笑えますように"って。」


男「"口笛"の歌詞

さっきあったばっかりだけど、思ったんです。"10年先も 20年先も 君と生きられたらいいな"って。」


女「"simple"の歌詞。

あの!今、1番聴きたいミスチルの曲を、せーので言いませんか?」


男「え?分かりました」


女「じゃあ、いきますよ。せーの」


女「LOVEはじめました!」

「LOVEはじめました!」


女「おんなじですね。」

男「はい。」


(2人で歩きながら男は、"一人きりの方が気楽でいいやそんな臆病な言い逃れは終わりにしなくちゃ"と想った。)

365日/Mr.Children




先日、KBCラジオの「なべの理想のシチュエーション」のコーナーで紹介した、ミスチル好きの男女が出会うシチュエーションだ。

皆さんからの素敵なシチュエーションも募集しております。

そして、本日の17時半頃からもやるので、是非聴いて頂きたい。

pao-n@kbc.co.jp

までメッセージに、理想シチュエーションにお待ちしております。