9月に入った。

あっという間の8月だった気がする。

皆さん夏は満喫しただろうか。

満喫したという方も

していないという方も

9月に入ったからといって

まだ夏は終わらない。




いよいよ

なべのおすすめ夏デート3選も今回が最後だ。

是非、参考にして頂きたい。

それではいってみよう。





3.「糸島デート」





最後ベタベタやない?

と思う方もいるかもしれないが

それでいいのだ。

ベタは最高なのだ。

糸島なんて車でひとっ走りすれば

海は綺麗だし

自然は豊かだし

カフェに入ればどこも素敵な雰囲気だ




糸島デートだけでも

何十個もプランが作れるくらい

ベタに素敵な場所。

それが糸島だ。



まず

福岡市から車で糸島に向かう時に

オリジナルの夏ソングセットリストを流す。

そこで懐かしんだり

「この曲私も好きー!!」

と共感を得たりして距離を縮める。




そうして向かうのは

夫婦岩。

ベタだ。







パワースポット&神社好きの僕は

古事記の話も織り交ぜながら

夫婦岩に祀られている

イザナギとイザナミの話をして

少しばかしの感心を得る。



夫婦岩をより近くで見る為に砂浜を進む

ここには海水で出来た水溜まりがある事が多い

そこを飛び越える為に

気が付いたら自然と手を握って

リードしてあげている。

そして、さらに距離が縮まる。



夫婦岩の前は風が強い。

麦わら帽子が飛ばない様に

手で抑えながら

「きゃ〜」という女の子仕草を見ながら

ニンマリする僕。



そして夫婦岩の前で手を合わせ2人共心の中で





「いつまでもこの人と笑い合っていけますように」






とお参りをする。

風が2人を後押しするかの様に

さらに吹く。

夏の海風は心地良い。




そこから再び車に乗り込み向かうのは

「芥屋の大門」





ここは、

日本三大玄武洞の中でも最大のもので、

六角形や八角形の

玄武岩が柱状節理(ちゅうじょうせつり)をなして、

玄界灘の荒波にそそり立ち、

海蝕(かいしょく)によってできた洞窟

黒々と玄界灘に向かって口を開き神秘的な景観を呈しています。

(ホームページより)




とにかく素敵な洞窟で

遊覧船で中に入る事が出来るのだ。





遊覧船に2人乗り込み

大門の中に入っていく

自然が作り出した神秘的な光景に女の子は



「素敵〜」



と喜ぶ。

僕はそんな表情を見て喜ぶ。





芥屋の大門のいわれで

天井から落ちて来た雫が

鼻の頭に落ちると

願いが叶うと言われている。



それを女の子に教えてあげると

女の子は上を見ながら

「雫さ〜ん!鼻の頭に落ちて来て〜」と

ぴょんぴょん飛び跳ねながら言う。



しかし中々雫が落ちて来ない。



すると後ろで



遊覧船のおじさん

「ほら!今おいちゃんの鼻の頭に落ちたばい!」



女の子

「えー!いいな〜!おじさんだけずるいですよー!」



遊覧船のおじさん

「ハハハ!こりゃボートレースの舟券ば買わんといかんばい!大当たりしてから仕事もやめて遊んで暮らせるばい!ハハハ!」



女の子

「雫さーん!私のところにも来て下さ〜い!」



そう言いながら

上を見ているが中々雫は落ちて来ない。



「心から落ちて来て下さいって願って無いけん、落ちて来んっちゃない?ほら!目を瞑って、しっかり願ってみり〜」




女の子

「え〜、分かった!」




そう言い、上を向いたまま目を瞑る女の子。




目を瞑った女の子のに近づく僕。




そして、僕はそっと

女の子の鼻の頭にキスをする。




目を開けて驚く女の子。

「え?」




「俺が、お前の願い。

なんでも叶えてやっからさ」




女の子は頬を赤らめながら





「うん。ありがと。」





「じゃあ〜」







「今日は朝までずっと一緒にいたい!」





「そんな事でいいと?」





女の子

「そんな事ってなによ〜!

それが良いと。」




「分かった!

その願い。受けたまった〜!」




遊覧船のおじさん

「よーし!そいじゃ〜

あんた方のおうちまで

この遊覧船で送っちゃろうかね〜!

はどこね?」




「薬院です!」




遊覧船のおじさん

「あら!さすがに薬院は無理やね!ハハハ!」




そうして3人で笑い合い

遊覧船でゴール地点に到着し




2人車に乗り込み糸島を後にする。






是非皆さんもお試しあれ。




ちなみに僕はまだ実践した事はない。