![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20191201/00/noboruyuki2012/f5/bf/j/o0282061514655196520.jpg?caw=800)
1978年製造のファンタグレープ缶。ファンタグレープの色素問題が決着し、アントシアニン(ぶどう果皮色素)で着色したファンタグレープが復活した年に製造されたものである。この缶も三国か長野で流通したものである可能性が高いが、当時はまだ北海道CCBC札幌工場で製造ができなかったため当該エリアで流通していたものかもしれない。ちなみに北海道CCBCで自社生産が始まったのは1979年11月から。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20191201/00/noboruyuki2012/e7/11/j/o0290060214655196526.jpg?caw=800)
上のほうが少し凹んでいるが、ビンテージものなので仕方ない。ファンタのこのデザインは基本的に1988年まで続くので、歴代では長寿の方である。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20191201/00/noboruyuki2012/c9/79/j/o0302060614655196530.jpg?caw=800)
甘味料は砂糖のみ。当時の関東ではインキャン・パストライザー設備を有し、ファンタグレープ缶製品を製造できたのがサツキのみだったため、他のボトラーもサツキ製造分(250ml缶)を購入し販売していた。この新グレープの登場により、カラメル色素で代用着色して販売していたゴールデングレープは終売となるのだが、一部ボトラーでは翌年あたりまで販売継続だったらしい。また、壜入りではコーラと同じ濃さの色でカラメル着色したファンタグレープを販売するボトラーも一部あった。