そういえばこの頃(中学2年生)、

僕たち双子は夏になると決まった場所に2週間

お出かけをしていました。


母の地元が『横須賀』という場所で

僕らは小さい頃から夏休みになると

必ず東京から母の親戚の家を訪ねていました。



よく泊らせてもらっていた家が

母の姉の娘の家なので、

僕のいとこの家という事になります。



僕たちは中2の夏も来年通り、

横須賀に遊びに来ていました。


海が近く、山もあって、

何より横須賀の人たちの人柄が大好きで

滞在する2週間はもう本当に

フルに遊び切るわけなのですが、


この中2の夏、1人の女の子がこの親戚の家に遊びにきました。

いとこの家には僕と同じ歳の女の子がいるのですが、その子の中学校の同級生だそうです。



その日は僕も弟のやっちゃんも含めて

みんなで遊びました。


その訪ねてきた子は明るくてよく笑う子で、

すごくニコニコしてるのが特徴的な子でした。


本当に楽しい1日になりました。




その日の夜、僕はなんだかうまく眠れません。

今日訪ねてきたあの女の子の事を思い出して寝れないのでした。


…『また会いたいな〜』



僕は当時、思春期真っ盛りの極度のシャイボーイでしたから、

明日もあの子に会おうよ!

とは全く言えず、


この中2の夏の間に彼女に会える機会は訪れませんでした。



しかしその後も1年に1回は横須賀であの明るい女の子に会うようになります。


その間、お互い別々に彼女彼氏が出来たり、その翌年には別れてたり、また付き合ってたり、、。



…現在僕は35歳ですが、あの明るい女の子は今、

僕の隣で一緒に暮らしてくれています。


『なみちゃん』という明るい女の子と出会えた奇跡は、東京に住んでいた父が横須賀の母と結婚してくれたからこそ、横須賀という場所にご縁ができ、生まれた奇跡だと思っています。


…ここでも父に感謝ですね。



そう思うとぼくにとっての中学2年生は色んな意味で人生の分岐点だったように思います。



良い事ばかりではなく、とても辛い事あったのが

中学2年生の時ですので。。


【続く】