拝田昇【歴史とロマンの街・小樽のスーツ仕立て屋】のブログ

拝田昇【歴史とロマンの街・小樽のスーツ仕立て屋】のブログ

小樽市のメンズオーダーサロン『SARTORIA FISTY』店主の拝田昇です。
マラソン・サッカー・日本酒が大好きです。
サブスリー目指して走ってます。
町おこし団体『小樽あんかけ焼そば親衛隊』の事務局長も務めています。

おはようございます!

 

本日はお知らせがございます。

 

6月から準備を進めてまいりました弊店のホームページが本日公開となりました。

 

今回そのホームページ内に『ブログ』ページを設け今後はそちらでブログ更新をしていくこととなりました。

 

今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

↓新ブログのURLです。

https://sartoria-fisty.net/blog/

 

↓『SARTORIA FISTY』のホームページです。

https://sartoria-fisty.net/

 

こんにちは!

 

昨日は大阪で生地屋さんとシャツの縫製工場さんのオフィスにお邪魔してきました。

 

生地屋さんではこの時期秋冬物の入荷がはじまっており気温38℃の中でみなさん作業されてました(笑)ま、外で作業してたわけではないんですけどね。

 

そして今日は今回のメインイベントであるスーツ・コートの縫製工場にお邪魔してきました。

 

場所は愛知県豊橋市。業界でも有名な工房さんです。

 

ちょうど展示会を開催しており今秋冬物でデビューするコートのサンプルなどがありましたので色々試させて頂きました。

 

 

 

 

 

一枚目の写真の『ジャッコーネ』とネーミングされたコートと三枚目の写真の『ドラッパーズ』社の生地を使ったアンコン仕立てのジャケットが特に気に入りました。

うちのお店でもサンプル作りたいと思います。

 

『ジャッコーネ』はジャケットの上からも羽織れますし、インナーにタートルネックなどを合わせて休日のアウターとしても使えそうなアイテムで重宝しそうです。

 

ジャケットは写真からでもいい素材感と色気が伝わりますよね?自分用に欲しくなりました(笑)作ろうかな・・・

 

 

 

展示会後はお隣の縫製工場さんを見学させて頂きました。

 

自分がお客様にオススメしているスーツが、どういった場所でどんな職人さんがどのように作っているのかを見る機会はなかなかないですから大変貴重な経験になりました。

 

キチンと清掃が行き届いた工房で丁寧に作られていくスーツを見るのはとても楽しかったです。ただ・・・工房の中特にプレスをする場所が異常に暑かった(笑)

 

今日の豊橋の最高気温は35℃。昨日の大阪の38℃に比べればまだマシですけどそれでも暑くて、こんな大変な中で作っていただいることに改めて感謝しなければと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日からまた気持ちを新たにして頑張りたいと思います。

 

今日は以上です!

 

 

おはようございます!

 

今日、明日と大阪・名古屋に出張です。

 

正確には名古屋ではなく豊橋ですが(笑)

 

というか調べたら名古屋と豊橋って結構離れてるんですね!全然違うやん!

 

全く知らんかった。豊橋の皆さん失礼しました(笑)

 

東名高速道路使ったら84kmってことは小樽市から三笠市くらいか・・・

 

ますます分からんって言われそうだ(笑)

 

下らない話はいいとして今回は生地屋さんと縫製工場さんにご挨拶と見学に行ってきます。

 

これからずっとお世話になるのできちんとご挨拶をということです。

 

 

 

さて今回は超久しぶりにJALに搭乗しました。

 

じゃらんのパックツアーにしたのですが朝一の伊丹空港行きの飛行機がJALだったためです。

 

普段はスカイマークかANAに乗ることがほとんどでJALはちょっと思い出せないくらい昔に乗ったきりです。

 

特に嫌ってるとかそういうわけではないんですけどね(笑)

 

これから大阪に行くときはJALに乗る機会も増えそうです。

 

それにしてもJALにしてもANAにしても『機内Wi-Fiサービス』があって助かりますね〜

 

ブログを書くことはもちろん仕事も出来ますし、映画やスポーツ、バラエティ番組まで観る事が出来るんですもんね〜

 

前は飛行機に乗ったら眠るか本読むかだったのですが、時間を有効に使えてとっても助かりますね。

 

いい天気の機内でそんなことを考えてました。

 

さてもうすぐ最終の着陸態勢に入ります。

 

暑いんでしょうね〜(笑)

 

 

今日は以上です!

こんにちは!

 
私事ですが今日7月18日は次女8歳の誕生日。
 
そして明日7月19日は祖母100歳の誕生日。
 
おめでたい日が連続しているのです(笑)
 
それにしても1世紀か・・・
 
私は今年46歳なのでまだ折り返し地点にも達していません(笑)
 
うちは祖母も母も元気なのですが、男性陣が早死に家系です。
 
祖父は72歳、父は62歳でした。
 
これでいくと私は52歳⁉️
 
いくらなんでも早過ぎます❗️
 
せめて次女が成人するまであと12年68歳までは健康にも気をつけて現役で仕事をしていたいと思います。
 
 
さて明日、明後日は大阪・名古屋への出張です。
 
気になる大阪の明日の予想最高気温は37℃となっています。
 
暑さで溶けないように仕事に励んでこようと思います!
 
今日は以上です!

こんにちは!

 

今日は奥さんが展示会で東京出張なので1日ワンオペです!

 

ずっと1人なので子供達の習い事の送りをお友達にお願いしてしまいました。

 

快く引き受けてくださり感謝の気持ちでいっぱいです(^^)

 

さてSARTORIA FISTYのステキなお客様をご紹介するコーナー。

 

第3回目は安川自動車興業株式会社代表取締役『安川匠(やすかわたくみ)』さんです。

 

 

安川自動車興業さんと言えば除雪用車両や建設用特殊機械などの整備・点検を中心に高い技術力を必要とされる仕事をこなす業界でも数少ない会社です。

 

もちろん一般車両の修理や車検等にも対応しています。

 

起業したのはお父さんで安川さんは2代目になりますが、実は安川さん自身も「ソリッド・デザイン」という自動車とは全く関係のないデザイン会社を起業しそちらを経営しておりました。

 

当時は父親との折り合いも良くなく会社を継ぐ気もなく、デザイン関係の仕事で食べて行くつもりだったようです。

 

 「ソリッド・デザイン」の仕事も順調に軌道に乗り始めた頃、突然父親から「会社を継がないか?」という予想外の提案をされたそうです。

 

自動車整備などとは無縁の生活を送っていた安川さんは相当悩み、当時所属していた小樽JCの経営者仲間にも相談し、最終的には父親の提案を受け入れ会社を継ぐことに決めました。

 

安川自動車に入ったあとはお決まりの古参社員との対立や業界特有の慣習に苦しむこともあったようですが、『安川クオリティ』と呼ばれるGoing my wayな性格と持ち前のガッツで社員とも打ち解け現在では会社を順調に成長させてらっしゃるようです。

 

そんな安川さん学生時代はなかなかにヤンチャだったようで(Facebookのタイムライン上のどこかに昔の写真があります)勉強の方はサッパリだったようです。その分のしわ寄せが今来てるのかどうかは分かりませんが、最近では経営者としての勉強や来週に迫った整備の国家試験等で頭の中がパンパンになっているようです(笑)

 

 

写真のようにカッコいいスーツ姿の安川さんですが、最近忙しい合間を縫って肉体改造にも取り組んでらっしゃるようです。夜はなにかと忙しいので早朝トレーニングを行っているそうです。

 

肉体改造に取り組んだその理由というのが・・・なんと『妻と娘が三代目J Soul Brothersに夢中になった嫉妬から』というものでした!

 

そして学生時代の写真を見た娘さんが『凄い!お父さんカッコいい!!』と言った一言に激しいトキメキを覚え、『昔に少しでも近づきたい!』と思ったそうです。一体娘さんがどの写真を見たのか非常に気になります(笑)

 

つまりカッコいいオヤジになりたいのは『妻と娘にモテたい!』という理由だそうです。信じるか信じないかはあなた次第・・・

 

 

話を戻します。

 

 

今回安川さんにお選び頂いたのは王道のネイビーのスリーピース。黒のスーツを買われることが多かったそうですが、経営者としてはやはり『ネイビー』ということでこちらをオススメさせて頂きました。

 

幸い気に入って頂けたようで私もホッとしております(笑)

 

来週の国家試験と肉体改造共に成功することを願っております。

 

この度は誠にありがとうございました!

こんにちは!

 

ついに終わっちゃいましたね,ロシアW杯。

 

明日からは寝不足が解消されると思うと嬉しい反面少し寂しくもあります。

 

結果はみなさんご存知の通りフランスが20年ぶり2度目の優勝。

 

 

個人的な今大会のベストチーム「クロアチア」に新しい歴史を作って欲しかったですけど・・・フランスの方が一枚上手だった印象です。

 

 

残念だったのはフランスが2-1とリードしていた後半7分複数の人間がピッチに乱入した場面。

 

クロアチアが後半開始からとてもいいリズムで試合を進めていたので完全に水を差されましたね。

 

 


リパプール所属のDFロブレンは怒りで近づいてきた乱入男の胸ぐらつかんで引きずり倒してましたね(笑)

 
気持ち分かるわ〜(笑)スゴくいい感じに攻めてたのに水を差されて「なんてことしてくれんだ!」っていうのがロブレンの気持ちでしょうね。
 
しかしあんなに沢山警備の人間いるのになんで抑えられなかったのかとても不思議です。グルっとピッチを警備の人間が取り囲んでましたからね〜しかもSNSで犯行声明出してたらしいですね!
 
素晴らしい大会の最後にケチがついてしまった感じで残念でした。
 
 
 
優勝したフランスは23人の平均年齢が25.6歳とまだ若いチーム。ムバッペ、ポグバ、パバール、エルナンデス、グリーズマンなどの主力の年齢も若く次回のカタール大会も期待出来そうです。
 
決勝戦ではカンテの出来が良くなく前半にイエローを1枚もらっていたこともあり、後半早々にエンゾンジと交代していました。珍しいこともあるもんだと思って観てました(笑)
 
ああいうところでカンテといえどもスパッと交代させることが出来るってスゴいことだと思います。ま、交代で入れることが出来る高いレベルの選手がいるっていうのが一番スゴいことなんですけどね(笑)
 
これでデシャンは選手・監督の両方でW杯を制した史上3人目の人物となりました。(他の2人はベッケンバウアーとザガロ)
 
選手時代にEUROも制しているので残るは『監督としてのCL制覇』のみですね!
 
1ヶ月楽しませてもらいました。また4年後が楽しみです!
 
今日は以上です!

おはようございます!

 

3位決定戦はベルギーが2-0でイングランドに勝利して86年の4位を超えて史上最高の3位という成績で有終の美を飾りました。

 

試合は3位決定戦らしくテンションの低い試合で前半は4分のベルギーの得点以外は退屈な展開で不覚にも寝落ちしてしまいました(笑)

 

後半は少しテンポがあがって面白くなりました。イングランドに惜しいシーンもありましたが、82分にアザールの得点で2-0としたベルギーがそのまま逃げ切り3位でロシア大会を終えました。

 

さて1ヶ月続いたW杯も残りは今晩のフランスvsクロアチアの決勝戦のみ。

 

先日も宣言しましたが『にわかクロアチアサポ』になって応援したいと思います!

 

キックオフは24時NHK総合での放送です!

 

シャツは袖から1〜1.5cm出す

今日はスーツの着こなしで『シャツ』に関してお話ししたいと思います。
 
スーツを買いに行ったり仕立てる時に必ず『シャツはジャケットの袖から1cmくらい見えるようにしてくださいね』って言われたことありませんか?
 
というかあるはずです(笑)
 
↓こういうことです。
 
↓NGの例
 
袖だけでなく襟も同様に1〜1.5cm見えるようにするのが普通です。
 
↓こういうことですね。
 
これってどうしてなのか疑問に思ったことありませんか?
 
『シャツが袖口から見えないとジャケットが大きく見えてカッコ悪い』
 
『襟と袖から見えるシャツがアクセントになり垢抜けて見える』
 
 
・・・どちらも正解です!!
 
ただしこれって後付けの理由なんです。
 
実は見た目うんぬんよりもっとちゃんとした理由があったんです。
 

スーツの生地が傷まないようにするため

 
現代はウールのスーツを洗える『ドライクリーニング』やウールなのに水洗いが出来る特殊な『ウォータークリーニング』と呼ばれるクリーニング方法があります。
 
が、その昔はウールのスーツを洗うクリーニングの技術はありませんでした。
 
スーツを着ていて肌が直接触れる可能性があるのは袖口首元です。
 
そうなんです!元々は『袖口と首元の汚れ防止』のためにシャツをジャケットから覗かせるように長くしていたんです。
 
今でもジャケットの中に着るシャツは長袖で半袖はNGと言われます。
 
半袖だとシャツが袖口から見えなくてカッコ悪いというのももちろんなんですが、ジャケットの袖口が直接肌に触れて汚れるからという実用的な理由もあるんです。
 
カジュアルなジャケットのインナーにシャツではなくTシャツを合わせていて気づいたら首元が汚れていたことってありませんか?
 
コットンなどの家で洗濯出来る素材ならいいですけど、ウールのジャケットはちょっと勇気いりますよね?(笑)
 
ウールのスーツの袖口が汚れてしまうとクリーニングに出さざるをえなくなりますが、クリーニングに出すと生地が傷んでスーツの寿命が短くなってしまいます。
 
経済的にもよろしくありませんのでスーツのシャツは長袖にしましょうね!
 
今日は以上です!

おはようございます!

 

いや〜今朝はスゴいものを観てしまいました。

 

ウインブルドン準決勝第1試合アンダーソンvsイズナー

 

元々第8シードと第9シードの戦いで拮抗した試合になると言われていましたがフルセットにもつれこんだ試合はウインブルドン史上2番目の長さの6時間36分の大熱戦!!!

 

7-6,6-7,6-7,6-4と進んだ第5セットはなんと26-24!!!

 

最終セットはタイブレークがないのでこういうことはあり得るのですが、それにしても(笑)

 

ちなみに放送の中でも出ておりましたが、ウインブルドンでの史上最長試合はなんと11時間5分 合計183ゲームというのがあるそうです。

 

3日がかりの試合だったようです(笑)

 

しかもその試合の当事者の片方が今朝の試合で敗れたイズナー

 

2010年ウインブルドンの1回戦でフランスのニコラ・マユ選手との対戦でした。

 

今朝は敗れましたがその時は勝利したようです。

 

ウインブルドン史上最長試合の1位と2位にイズナーが関わっているというのもスゴい話です(笑)

 

第1試合が長引いたおかげで楽しみにしていたナダルvsジョコビッチが第3セット終了時点でサスペンテッドになってしまいました。

 

ウインブルドンのセンターコートは屋根も照明設備もあるのでやろうと思えばやれるのですが、近隣住民に配慮して23時を超えて試合を開催することはないそうです。

 

初めて知りました(笑)さすが紳士の国!

 

試合を観た感じではジョコビッチの怪我からの復調がとても感じられましたね。

 

サスペンテッドの影響がどのように出るか今晩の試合が楽しみです!

 

 

平成30年度住吉神社例大祭

 

さて本日7月14日より16日まで『平成30年度住吉神社例大祭』が開催されます。

 

小樽総鎮守住吉神社は今年鎮座150年を迎えます。

 

その例大祭に『小樽あんかけ焼そば親衛隊』が4年連続で出展させていただきます。

 

場所は例年通り社務所横となっております。

 

たくさんの方のお越しをお待ちしております!

 

おはようございます!

 

昨日の準決勝の激闘から丸一日経ちました。

 

クロアチアの選手達はしっかり休息できているでしょうか?

 

準決勝から決勝までの期間がフランスより1日少ない中3日です。加えて決勝トーナメント1回戦から3試合連続の延長で肉体的にも精神的にも消耗していることが容易に想像できます。

 

フランスが圧倒的に有利なんでしょうけど今回はクロアチアに肩入れして決勝は『にわかクロアチアサポ』として熱烈応援したいと思います(笑)

 

レジメンタルタイの英国式と米国式

昨日のブログの中でイングランドのサウスゲイト監督のネクタイを『英国式のレジメンタルタイ』と書きました。

 

『英国式以外になんかあるの?』とは誰にも聞かれてませんが勝手に書きます。

 

↓の写真をご覧ください

 

今年カナダのシャルルポワで行われたG7サミットでの様子。

 

偶然のなのか必然なのか分かりませんが安倍首相、トランプ大統領共に『レジメンタルタイ』です。

 

が、よく見るとストライプの方向が違うのがお分かり頂けると思います。

 

トランプ大統領は右上がりのレジメンタルタイ。

 

安倍首相は右下がりのレジメンタルタイ。

 

昨日も書きましたがレジメンタル柄に使われる色や幅には、組織、団体、学校を表す意味があります。どのようなレジメンタルタイをつけているかで連隊や部署が分かるわけです。

 

なので服装にうるさいヨーロッパの首脳はこういう場ではレジメンタルタイはしないんですね。

 

 

一般に『右上がり』が英国式で『右下がり』が米国式と言われています。

 

なぜ米国式が『右下がり』なのか?その原因はアメリカの超有名ブランドにありました。

 

『米国式』はブルックスブラザーズが生み出した

 

『ブルックスブラザーズ』と言えば今年で創業200年を迎える『アメリカントラッドの代表』です。

 

私は高校が私服の学校だったのですが当時は『ブルックス』の紺ブレに憧れました(笑)

 

昭和40年代生まれの方ではそういう方多いんじゃないでしょうか?

 

そのブルックスブラザーズの社長が、19世紀当時英国軍人たちの間で定番となっていたネクタイ『レジメンタル・タイ』に目をつけ『レップストライプタイ』としてアメリカに紹介しました。
 

その際に凝らしたひと工夫というのが『縞の向きを反転させること』だったのです。

 

そしてこの『レップストライプタイ』は登場から瞬く間に広まり、やがてアイビールックの代名詞的存在にまでなったのでした。

 

日本でも『レジメンタルタイ』は人気ですからしめてる人を見たら『おっ!英国式だね』とか『ブルックス好きなの?』なんてことから会話が弾むかもしれません(笑)

 

まとめ

・右上がりが英国式で右下がりが米国式

 

・米国式は『ブルックスブラザーズ』の社長のアイディアで生まれた

 

・米国式は『レップストライプタイ』とも呼ばれる

 

今日は以上です!

おはようございます!

 

本日2回目の投稿です。

 

最近歳のせいか忘れっぽくなってるので忘れないうちに書いておこうという作戦です。

 
W杯は6月〜7月に開催されますので北半球だと季節は『夏』になります。
 
仕立て屋としては各国監督の『夏の装い』も気になります。
 
そこで今大会『夏の装い』で目に付いた2人の監督を取り上げたいと思います。
 

ギャレス・サウスゲイト

 
まず一人目は準決勝で惜しくも敗れて52年ぶりの決勝進出を逃したイングランドのギャレス・サウスゲイト監督。
 
ギャレス・サウスゲイト監督は2016年9月に代表監督に就任した47歳。現役時代はアストンヴィラやミドルズブラで活躍しイングランド代表でも57試合に出場した名DFでした。
 

 

英国紳士らしいネイビーのパンツにベスト。靴は間違いなく黒でしょう。イギリス人だもの(笑)それに『英国式のレジメンタルタイ』。ネイビー,エンジ,ホワイトの3色です。

 

ネクタイの柄でよく見かける『レジメンタル』ですが『レジメンタル』(regimantal)とは英語で「連帯に属する」という意味で特定のグループに属することを示します。

 

レジメンタル柄は元々、イギリスの軍旗をベースにしており英国海兵隊は紺・赤・黄のレジメンタルタイ、空軍は紺・白・エンジのレジメンタルタイが制服となっています。

 

ちなみに↓の写真で言うと

1.海軍 2.陸軍 3.空軍となります。

また英国の私立大学においてはスクールタイと呼ばれる、大学を示すためのレジメンタルタイが19世紀頃から広く普及しています。

 

なので知らずにある大学のスクールタイと同じ柄のネクタイをしていて『僕も同じ大学出身です!』なんて話しかけられたという笑い話もあります。

 

日本でも早稲田大学は『エンジと黒』、慶應義塾大学は『イエローとネイビー』のレジメンタルが有名ですよね?

 

そんなこともありますのでレジメンタルタイはビジネスやフォーマルな場にはそぐわないことが多いというのはおさえておいて方が無難なポイントです。特に海外で仕事をすることがある方はちょっと気にしておいた方がいいと思います。

 

話を戻します。

 

今大会では予想よりもロシアの気温が高く各国監督ジャケットは着用していない方が多かったように思います。

 

多くの監督がシャツにノーネクタイという装いです。今朝のクロアチアの監督もそうですし、西野監督もそうでした。

 

そんな中サウスゲイト監督は英国紳士らしく『ベスト(ジレ)にネクタイ』という装いです。

 

とてもカッコイイですね!

 

見習いたい着こなしです!

エルベ・ルナール

 

そしてもう1人がモロッコ監督のエルベ・ルナール49歳。

 

ハイウッド俳優かと思わせるかのような端正な顔立ちにシャツの上からでも分かる鍛えて引き締まった体。

 

『これぞイケメン』と呼ぶにふさわしいルナール監督。指揮をとるモロッコは残念ながら予選リーグで敗退してしまいましたが,敗退よりもむしろ『もう監督が見られない』という声の方がネット上では多かったのが笑えました。

 

 

端正な顔立ちに引き締まった体ももちろんなのですが,仕立屋的にはやはりこの『白シャツ』に目がいきます。

 

なぜかと言うと・・・

 

・サイズ感

 

・着こなし

 

が素晴らしいからです!

 

サイズ感

・これはシャツに限らずジャケットもそうですが,『ジャストサイズはちょっと窮屈』だと思ってください。
 
逆に着ていて『あ〜楽だな〜』と感じるジャケットやシャツのサイズは他人から見ると『かなり大きく』見えるものです。
 
『見た目と着たときでは差がある』というのは覚えておいてください。
 
『そんなこと言っても窮屈だよ』と言われることがありますが,大丈夫です。すぐ慣れますから(笑)それにいい仕立てのジャケットやシャツは着ていて疲れませんから。これは経験上保証できます。特に手縫いのジャケットに関しては間違いなくそうだと言えます。
 

着こなし

・シャツはパンツの『中に入れる』タイプと『外に出す』タイプがあります。

 

『中に入れる』タイプのシャツは裾の形状が『U字』になっていて着丈が長めです。

 

これはなぜかというと元々シャツは『下着』だからです。U字の部分をクリップやボタンで留めて、まるでおむつのように下着のかわりにしていたんです。その名残ということですね。

 

『外に出す』タイプはルナール監督が着ているように裾が真っ直ぐにカットされていて丈が短めです。ま、『U字』でも着丈が短めで外に出すタイプもあるんですけどね(笑)

 

 

ザックリと『U字はイン』『スクエア(真っ直ぐ)は外』でまずはイイと思います。

 

みなさん同意してくれると思いますが、着丈が長い裾がU字のシャツを外に出すとホントに野暮ったいです。これだけは気をつけましょう!

 

 

そしてここが大事なのですが、ルナール監督がカッコいいのはシャツが『長袖』だからです。

 

大事なことだからもう一度言いますが、ルナール監督がカッコいいのはシャツが『長袖』だからです。

 

半袖シャツは涼しいかもしれませんが見た目が・・・

暑い時は袖をまくりましょう!

 

まとめ

・フォーマルな場でのレジメンタルタイは気をつけましょう
 
・ジャケット・シャツは『ちょっと窮屈かな?』くらいで。
 
・シャツは長袖一択
 
今日は以上です!