政府の方針で今週からマスクの着脱は本人の意思に任せるということになったが、そうなると将棋連盟も何らかの対策を考えねばならないことになり、いつの間にかシラーっとマスク不着OKにしたようだ。そうなると改めて佐藤天彦9段と日浦8段をマスク不着で、しゃくし定規に反則負けにしたことが、いかに拙速で先見の明がなかったかということになる。そもそも会話することのない対局において、マスクを必須としたことがおかしかったわけで、そこはマスクは推奨するが、あくまでも決定は本人の意思が原則とすべきであったのだ。