桂米朝五年祭 喜劇
『なにわ夫婦八景
米朝・絹子とおもろい弟子たち』
2020年2月1日(土)初日~16日(日)千穐楽
2015年3月、惜しまれながらもこの世を去った上方落語の巨星・桂米朝。翌年の2016年2月、大阪松竹座では米朝の代表演目のひとつ『地獄八景亡者戯』を舞台作品として上演し、好評を博しました。
そしてこのたび、米朝の五年祭を前に、米朝とともに数々の弟子を育てあげた絹子夫人の人生模様を描いた「なにわ華がたり」(廓正子著)を基に、堤泰之の脚本・演出により、桂米朝・絹子夫婦の人生行路を舞台として上演いたします!
大店の跡取り娘が周囲の反対を押し切ってOSSK(大阪松竹少女歌劇団)に入団し、“駒ひかる”の名で一世を風靡した華やかな時代から、戦中戦後の混乱期を生き抜き、当時無名落語家であった桂米朝と出会い、人生をともに歩むまで……
今や上方落語を語る上で欠かせない桂米朝を陰日向となり支え続けた絹子夫人の人生から、これまでに明かされることのなかった米朝の素顔や、息子であり弟子である現・米團治をはじめ、個性豊かな弟子たちとの波瀾万丈ながらも温かな共同生活を描きます。
昭和の芸能界の変遷とともに歩んだ、米朝・絹子夫妻。桂米朝のアナザーストーリーともいえる、注目の舞台にご期待ください!
中川絹子(桂米朝の妻) : 真琴つばさ
桂米朝 : 筧利夫
中川明(桂小米朝、後の五代目米團治) : 内博貴
海乃くじら(漫才師) : 池乃めだか
海乃いるか(漫才師) : 西川忠志
桂朝丸(後の桂ざこば) : 今野浩喜
正岡容(米朝の師) : 野田晋市
勝浦千浪(OSKのスター) : 桜花昇ぼる
三津谷武夫 : 曽我廼家文童
桑田末子(絹子の母) : 三林京子
四代目桂米團治(米朝の師匠) : 桂ざこば
(順不動)
【ご観劇料(税込)】
一等席 12,000円
二等席 7,000円
三等席 4,000円
02月01日( 土 )
11:00 -
02月02日( 日 )
11:00 15:30
02月03日( 月 )
11:00 15:30
02月04日( 火 )
11:00 -
02月05日( 水 )
11:00 15:30
02月06日( 木 )
11:00 15:30
02月07日( 金 )
11:00 -
02月08日( 土 )
11:00 15:30
02月09日( 日 )
11:00 15:30
02月10日( 月 )
11:00 -
02月11日( 火 )
11:00 15:30
02月12日( 水 )
11:00 -
02月13日( 木 )
11:00(貸切) 15:30
02月14日( 金 )
11:00(貸切) -
02月15日( 土 )
11:00 15:30
02月16日( 日 )
11:00 15:30
若獅子会プロデュース公演
大阪バージョン
構成・振付/山村佐智子「歌麿屏風 歌舞―品川の月 吉原の花―」
国立文楽劇場小ホール
2020年3月4日(水)~3月8日(日)
寛政五年、夏の宵。吉原大文字屋の遊女・多賀袖は、花魁には御法度の刺青
を彫ろうとしていた。浅草仲之町の引手茶屋で、その趣向を偶々知ったのは、
今売れに売れている浮世絵師・喜多川歌麿。多賀袖の魔性の肌に魅せられた
歌麿は、江戸随一の彫り物師・唐草の権次になり代わり、その美しい背中に
妖艶な刺青の下絵を書くことに……。
その頃、日本橋通油町の耕書堂主人・蔦屋重三郎は、松平定信による奢侈禁
止令で幕府に睨まれ身代半減となっていたが、歌麿の絵になりたいと夢見る
愛娘・お千代の健気さに支えられ、起死回生を図っていた。そこへ、阿波徳
島藩藍染御用達鳴門屋の女将・おれんが、東洲斎写楽の役者絵を世に出して
欲しいと頼みに来た。写楽と名乗る能役者・斉藤十郎兵衛の描いた奇妙な浮
世絵を見た蔦屋は、その才能に驚異を感じ、一か八かの賭けに……。
数日後、「中村屋の芸者豊雛」「難波屋おきた」「高島屋お久」の当時三美人の
絵をようやく仕上げた歌麿は、女弟子・織江に縁談話がある事を知る。嫁に
行くなの一言が言えない歌麿――。一生側に置いて欲しいの一言が言えない
織江――。人は出逢い、そして別れ往く……。
美人画絵師・喜多川歌麿晩年の大屏風絵三部作より『深川の雪』を劇化。そして『品川の月』『吉原の花』を、創作歌舞〈歌麿屏風〉としてご覧きます。名画『雪月花屏風三部作』に秘められた、物悲しくも艶っぽい歌麿の涙をご堪能くださいませ。
勿論この物語はフィクションですが、桜花昇ぼる様扮する謎の浮世絵師・東洲斎写楽は、永年OSK男役トップで鍛え上げた哀愁と色気で、御観劇の皆様を、より一層ミステリアスの世界へ誘ってくれる事でしょう。
桜花さんの若獅子出演は、今回二度目。いずれも“大阪バージョン”ですが、お互いに東京・大阪と観劇し励ましあったりして、今や座友のように親しくして頂いております。
若獅子会主宰 笠原章
<出演>笠原章/旭堂南陵・桜花昇ぼる/南條瑞江・時代吉二郎/鳩笛真希・浦川ともみ・松井悠・有希晃・山内萌子・宮俊一・高丸えみり
(順不同)
【ご観劇料】
全席指定 4,500円
3月4日(水)18時、
3月5日(木)12時/16時、
3月6日(金)12時/16時、
3月7日(土)12時/16時、
3月8日(日)14時
(24日火曜日休演日)
作・演出 北林佐和子
出演
實川ふう
桜花昇ぼる 鳴海じゅん 綺華れい(トリプルキャスト)
恋川純弥 未央一(ダブルキャスト)
志水博昭 妃那マリカ 細川慶太良 藤村朱里小林未来 涼羽葵 井上朋美 井上真澄
染行エリカ 西島諄 西村麻亜沙 TAMBO
廣庭瑠人
※實川・志水は通し出演。
それ以外の出演者は日程により出演日が異なりますのでご注意ください。
日程:2020年3月1日(日)~3月30日(月)
※毎週火曜日休演
19時開演(開場18時30分)
公演時間約70分
会場:道頓堀ZAZA Box
大阪市中央区道頓堀1-7-21
中座くいだおれビル地下1階
一般前売り3,500円(当日券4,000円)
全席自由席 未就学児入場不可
チケット発売:2020年1月14日(火)
道頓堀ZAZA 06-4256-2710
文化庁 令和元年度文化資源活用事業補助金
日本博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業イノベーション型プロジェクト
神楽監修 北川央(大阪城天守閣館長)
主催 株式会社バイタルアートボックス
共催 株式会社ハートス 有限会社児雷也
制作 劇団往来
4月10日〜12日
『歌劇な噺劇Ⅴ』
近鉄アート館
4月19日
出演予定あり
5月3日
出演予定あり
5月5日
出演予定あり