生きていくのって基本怖いんだよね。
その怖さを感じなくて済むように、みんな競争に挑むんだよね。より大きくて強いものの一部になれるように。
学校で落ちこぼれないように勉強する。
受験競争に勝って少しでも偏差値の高い大学に入る。
そして、少しでも名の通った、安定した一流企業に就職する。
会社に入ったら今度はそこで落ちこぼれないように必死に仕事して出世を目指す。
そして、理想の相手、勝ち組の相手と結婚する。
それがひとまず人生の第一ゴール。
そして、子どもができたら、今度はよその子に負けないように必死に塾に通わせて、自分よりもさらに成功の道を歩ませようと尻をたたく、、、
これって全部、生きることへの恐れ、不安からきてるんじゃないかな。
「死ぬことへの恐れ」というより、「生きることへの恐れ」なんだと思う。
でも「生きることへの恐れ」って何でしょうね?
どうして、生きていくことがそんなに怖いんでしょうね?
それはきっと、「他人と比較しながら生きていこうとする」からだろうね。
他人と比較するから、勝ち負けを考えてしまう。
学歴の高い、低い。会社の知名度の高い、低い。地位の高い、低い。収入の高い、低い。住んでるマンションのフロアの高い、低い。笑
全て勝ち負けで考えて、負けることを恐れる。自分より上位だと思ってる相手から見下されることを恐れる。
その恐れに縛られて、自分の幸せや家族の幸せを棒に振ってしまったら全く意味ないよね。
勝つために生まれてきた訳でもないし、恐怖に縛られるために生まれてきた訳でもない。自分の幸せを見つけるために生まれてきた。そう思いたいし、そう信じられること自体が幸せなんだと思うな。
自分が生み出している「生きることへの怖さ」。それを手放すことができるのも自分だけなんだよね。