チャンネル銀河で放送が始まった「狂飆-End of the Beginning-」原題「狂飆」見始めました。
只今2話までの視聴です。
情に厚く正義感溢れる刑事と、彼に窮地を救われるも裏社会を牛耳る存在へのし上がっていく男。善と悪、それぞれの道を歩む男たちの20年に渡る哀しき運命を描いた傑作ノワール。豆瓣でも8.5点の高評価な作品です。
物語は模範都市と思われていた京海市、しかし通報があり、調査するため、指導チームの派遣をすることに
徐忠(呉剛ウー・ガン)をチーム長、紀澤(李建義リー・チェンイー)を副チーム長として京海市へ。
指導チームが到着すると聞いただけで小心者の政治協商会議副主席がショック死
さらに彼がよく墓参りをしていた墓を調べると金塊や大金が
また徐忠と紀澤がバトミントンをしようと行ってみると卓球場に変わっていた・・・それは指導チームの幹部は卓球が趣味だから変えたと
この状況に外部ではなく、内部に問題があると察した徐忠と紀澤。外部の問題なら簡単だが、内部となると最も恐ろしいことだ
有名企業・強盛グループの問題が今まで明るみに出なかったのは政法機関自体が問題だからと悟った徐忠と紀澤ら。
政法機関の人たちに調査表を書いてもらったが、予想通り誰もが決まりきったことを記入してきただけ・・・その中で一人詳細に書いてきた者がいた、公安局の安欣(張澤チャン・イー)。
徐忠と紀澤は安欣をプールに呼びます。
プールは裸の付き合い、盗聴器が使えないからなのね。
二人は安欣に強盛グループの代表・高啓強(張頌文チャン・ソンウェイ)のことを聞きます。
ここから20年前の安欣と高啓強に・・・
市場の魚売りの高啓強は真面目に働いてきましたが、市場を仕切る唐小龍、唐小虎兄弟ともめ暴力沙汰を起こして警察に捕まります。
その時、心配で駆けつけた高啓強の弟妹にそして高啓強にもよくしてくれたのが警官の安欣。
そして高啓強が出所した時、偶然いた安欣が市場まで車で送ってくれます。
市場で再び唐小龍、唐小虎兄弟に絡まれた高啓強。ただの警官の安欣の言うことなんて聞かなかった唐小龍ですが・・・
そこに安欣の同僚・李響が来て彼らに「彼の姓は安だ、公安局副局長も安だ」と告げると・・・手のひら返したように高啓強を優遇するようになった唐小龍、唐小虎兄弟。
そして市場の仲間が困っていた時、唐小龍は高啓強は警官と親しいから彼に頼めと・・・
あー、高啓強の人生が変わり始めることになるのね・・・
今までいいなりにならざるおえなかった相手が媚びを売るようになってきたらそれを利用したくなっちゃうよね
これから彼がどう変わってくるのでしょう
魚売りから今ではトップクラスの有名企業・強盛グループの代表にまでのし上がった高啓強。
一方、公安局副局長・安長林が父親同然の安欣はそれを後ろ盾にはしたくない。自分の力でいい警官になりたい。
でも周りはどうしても彼の後ろには公安局副局長・安長林がいると思われちゃうから・・・
そしていい警官になることの難しさ、苦しさも知っていくのでしょうね。
そんな彼は20年経った今でも下っ端の警官。
彼の20年はどんなだったのでしょう
この二人の20年がこれから明らかになっていくのでしょう。
そして現在、京海市を調べに来た徐忠と紀澤がなんとも頼もしく感じるのがこの作品の救いのような気がします。今はまだ彼らを信用してなさそうですが、安欣がきっと協力してくれますよね
ところで腸粉を安欣、徐忠、紀澤がちゃんと割り勘で払った場面が描かれたのが
そしてこの場面での安欣の話、「どこから着手しても奴らは身代わりを差し出し我々が逮捕し、一時的に効果はあってもまた嵐が過ぎれば雨後の筍のように現れる」
さらに彼は「お二方の来訪を市を挙げて歓迎してます。高速道路から宿泊先の招待所まで、招待所の前には露店も車も増えた」とさりげなく監視されていることを教えたのね。
すでに彼もどこか徐忠、紀澤に期待しているのでしょうか
通報があったと出だしに言っていましたが、実は彼だったりして
これからの展開が楽しみです
そしてこれから安欣の幼なじみの孟鈺役の李一桐(リー・イートン)さんも登場しますよ。
エンディング「藏無可藏」那英さん
安欣と幼なじみの孟鈺