衛星劇場で放送していた「安楽伝」原題「安楽伝」全39話見終わりました。
これだけいい役者さん揃えたのに・・・なんだろう気持ちよく見れなかったです
凄く陰湿な人がいて辛くてというわけでもないのに・・・。
本当に第1話はワクワクさせたのに・・・それなのに・・・
まずは任安楽(迪麗熱巴ディリラバ)のキャラがふりとはいえ、あのキャラは馴染めなかったです
そのキャラ結構長く続いて・・・
10年間、緻密に策を練って来たかと思ったら偽の帝承恩(李淑婷リー・シューティン)は勝手な行動ばかりだし・・・
そしてそんな中でついに任安楽が自分が帝梓元だと名乗り「帝家の冤罪と将兵の無念を晴らし潔白を認めてください」と中盤の盛り上がりを見せるのですが、これに臣下たちも「天下に正義を示してください」と任安楽こと帝梓元の味方をしてくれるのですが・・・私にしたらいつの間に臣下を味方に付けたのって感じで つい最近までちゃっかりキャラだったのに
緻密さぜんぜん感じなかったし・・・
この後に皇太子・韓燁(龔俊ゴン・ジュン)も「天下に正義を示してください」と意思を示し、さらに安寧公主(夏楠シア・ナン)がついにずっと言えずに苦しんでいた「あの密書は陛下ではなく皇太后が書いた」と告げます。
ついに10年前の真実が明らかになりますが・・・
そうなると任安楽が韓燁に近づいたのはこのためだったのかとか、帝梓元を偽とすり替えた罪を一人背負う洛銘西(劉宇寧リウ・ユーニン)とか・・・
任安楽こと帝梓元と韓燁の関係がギクシャク。
そして今度は冷北こと北秦国の皇子(裴子添ペイ・ズーティエン)らが動き出す
もう、安寧公主がとっても信用していた侍衛なのに
もう、もう色々となんだか気持ちよく見れない感じ
韓燁が優等生過ぎる、色々考えすぎて動けない、我慢しちゃうみたいな。どちらかというと受け身
そして帝梓元を守るために死を覚悟して戦い・・・目に毒浴び、矢を受けて崖落ちです
もちろん、時代劇の崖落ち助かります。でもなかなか発見されないからショックのため昏睡状態となった帝梓元、目覚めたらなんと白髪となったあー
一方、助かった韓燁も目が見えず・・・侍女として彼を看病する帝梓元。
この辺は白髪に美しい風景、一気に仙侠ものって感じです。
主人公の二人、迪麗熱巴さんも龔俊さんも好きなのですが、今作ではキャラに魅力を感じなくて・・・
今作では最後まで帝梓元に想いを告げず、余命もわずかも告げず、ひたすら尽くした洛銘西に最後は泣けました
帝梓元が生まれた時は彼が婚約者だったのね
それを最後まで告げず・・・
そして同じく洛銘西にただただ尽くした琳琅(王奕婷ワン・イーティン)、最後洛銘西の胸の中で死ねてよかった・・・この二人が報われないけど悪にならず最後まで尽くして泣けました
洛銘西の帝梓元への愛が、琳琅の洛銘西への愛が都で咲かせるのは難しい長思花を咲かせたのね
そして10年間、ずっと祖母上のことを言えずに苦しんで償うために女の身で戦い続けた安寧公主、そして最後は信頼していた部下に騙されていたなんて・・・辛い人生だった安寧公主にも涙でした
そしてこんなに国を混乱させた冷北があっさり捕まって・・・なんだかなあ
そしてそして最後が洛銘西と帝梓元の偽の婚礼で韓燁の気持ちを変えさせようなんてこれも洛銘西には酷だし、なんだかなあですよね
洛銘西は二人が愛を確かめ合っている時、琳琅は先に亡くなっちゃったから誰にも看取ってもらえず一人亡くなったのでしょうね
そしていつの間にか帝梓元の白髪が黒髪に変わっていた
ということで主演の二人はハッピーエンドです
そしてそして今作、雪降る中外で女性陣薄着で宴とか、戦場なのにファンタジーのような明らかにスタジオ撮影だとか、戦場なのに顔も髪型も綺麗だとか・・・この辺もちょっと
「与君歌~乱世に舞う運命の姉妹~」に続いて出演者いいのになんだかなあ・・・だった作品です。
でも亡くなった洛銘西、琳琅、安寧公主は好きでした
一人戦う安寧公主
韓燁崖落ち
韓燁が生きていた でも目が見えず・・・
ハッピーエンド