衛星劇場で放送していた韓国ドラマ「餌(ミッキ)」全12話見終わりました。
超S級ノンストップ・クライムサスペンスということなので内容はあまりふれませんが・・・面白かったです
それ程ハラハラドキドキではないので、あまり緊張せず見れてきちんと完結するので
2010年、韓国最高額の5兆ウォンを超える投資詐欺事件の主犯ノ・サンチョン(ホ・ソンテ)が逃亡先の中国で交通事故で亡くなります。
2023年、マガンで殺人事件が発生、被害者は死ぬ直前に「ノ・サンチョン殺される」と警察に電話をしていた・・・
ノ・サンチョンは生きているのか
捜査するのは元弁護士の刑事ク・ドハン(チャン・グンソク)。
そして殺人は続く、捜査する中で13年経った今も詐欺被害者の会は細々と活動を続けている、ノ・サンチョンは生きていると信じて・・・殺人と彼らとの関係は
ドラマはなぜノ・サンチョンが詐欺を始めたのか、そしてそれに関わってくる人々、もちろんお金が絡めば権力者もいます。
そして被害者たち・・・人生が一変してしまった彼らがまた辛い。
そしてさらに続く殺人、何のための殺人なのか、犯人の目的は そして犯人は
ドラマの中で「たかが詐欺だろ」というセリフが何度か出てきますが、今作を見ると詐欺によって亡くなる人の多さを知ります。
「詐欺は殺人犯と同じくらい重い罪なのです。」これが今作のテーマの1つだと思います。
「詐欺は自業自得だろう」というセリフも何度か出てきますが、確かに明らかに自業自得なものもあるかもしれませんがが、今の世の中、手口がどんどん巧妙でいつ自分が詐欺に遭うかわかりませんよね。
ドラマの中の被害者たちも悲惨です。みんな多額をつぎ込んだから、そして知人に紹介したことで知人からも責められて・・・この詐欺では40人が自殺しています。
残された家族も辛いです。その一人が当時高校生で今は記者のチョン・ナヨン(イ・エリヤ)。
被害者にはイ・ビョンジュン(イ・スンジュン)、チョン・ジェファン(クウォン)、キム・ヨングァン(イ・ウォンジョン)などそれぞれ見せてくれます。
でも10年以上も追っている彼らの執念も凄いですよね。
あー、でもケリをつけたくてもなかなか諦めきれないですよね。
そんな被害者を描きながら権力者と繋がっていたノ・サンチョン、彼が捕まれば自分たちのことがバレてしまう。
それぞれの葛藤、当時担当刑事だったカン次長(イ・ソンウク)の苦悩、そして次々危機を乗り越えるノ・サンチョンの凄さ、しぶとさ
そんな中で元弁護士だけあって冷静に判断し捜査するク・ドハン。演じるチャン・グンソクさんは声がいいですよね。
サスペンスにありがちな2010年から2023年までを行ったり来たり描くので一瞬ってなりますが、今作はさほど難しくないので大丈夫です。
最後もきちんと完結するので安心して楽しめます
今作は高校生のナヨンでさえ怪しいと思った結構わかりやすい投資詐欺でしたが、今の世の中、詐欺も多彩で次々進化しているので皆さんお互い気をつけましょうね
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