衛星劇場で放送していた「黒豊と白夕~天下を守る恋人たち~」原題「且試天下」全40話見終わりました。
うーん、いい意味でも悪い意味でも気軽に楽しめた作品でした
冀州・皇朝(賴藝ライ・イー)と青州・風惜雲(趙露思チャオ・ルースー)の戦い、玉無緣(張昊唯チャン・ハオウェイ)が青州の血鳳陣を破ったことで不利となる青州ですが、ここに豊蘭息(楊洋ヤン・ヤン)が育てた墨羽騎が到着して・・・和議を結ぶことに。
そして雍州王(張豊毅チャン・フォンイー)は豊蘭息に王位を譲り、ついに雍州王・豊蘭息と青州王・風惜雲の婚礼
落ち着いた紅でなかなか品のある衣装でいい感じ
王同士だから両国の間を行ったり来たりしているのかしら・・・とにかくあっという間に5年が経ちます。
玉無緣の悪行やっと気づいたのに彼は皇朝に10個の錦袋を残して消えちゃった
この5年で雍州・青州対冀州が2大勢力となり・・・その頃実は大東国にいた玉無緣、2大勢力を戦わせて漁夫の利を得るつもり 大東国・皇帝は玉無緣任せですからね。
そしてこの間に玉無緣は今まで得た韓家の秘薬、鉄家の武器、軒轅家の鉄陀螺陣を使って神軍を作り上げた
玉無緣の策と神軍により、可愛かった韓朴が大きくなって将軍となったのになんと戦死だー
その悲しみと怒りで自ら大砲めがけて・・・瀕死状態となる風惜雲
天機老人に頼んで豊蘭息が自分の命削って風惜雲を助けます。それによってあの白髪姿に 彼は余命10年となります
回復した風惜雲は豊蘭息の姿を見てすべて察したのね
でもイチャついている暇はありません。
玉無緣が10万の民を人質にしたことで苦戦している皇朝を応援しに行かないとね。
豊蘭息、風惜雲、皇朝の3人は玉無緣のもとへ。
えっ、人質の10万の民はどう救ったの
3人揃えばこんなに強いなら今までもっと方法があったのでは もっと早く玉無緣の悪行を皇朝に教えてあげていれば・・・色々頭をよぎりますが。
「蘭因璧月は2人が心を通じあってこそ極められる」ということで玉無緣は一人だから極められない。
豊蘭息、風惜雲はもちろん、極められるわね、それによって敗れる玉無緣
こんなに長い間、緻密に計画してきたのに・・・もとは国を興した時の威烈帝が1番の功労者・玉言天の能力を恐れて玉家皆殺しにしたことが始まりだったのね。
その生き残りが玉無緣、恨みはわかるけど・・・罪なき人をこんなにも大勢巻き込んで
今作がずっと言ってきた「民を苦しみから救って太平の世を!」1番反した人だった「天下一の若君」だったのに
やる気のない皇帝は皇帝の座を豊蘭息に譲ります。
ふふふ・・・10年の命、お分かりよね。この10年は二人でラブラブしていたいわよね
改めて民の命の大切さを身をもって悟った皇朝に皇帝の座を譲った豊蘭息
もう、私の好きな賴藝さんが悪にならず、明君になりそうで嬉しいです
雍州・青州は鳳棲梧(宣璐シュエン・ルー)と徐淵が仕切っていくようです。
雍州はお兄ちゃんの豊萇(張天陽チャン・ティエンヤン)じゃないのって思っちゃったけど。お兄ちゃんが出番少ない中良かったわあ
母が亡くなり、父にも愛されず、常に命を狙われ生きるために強くなってきた豊蘭息は白風夕と出会ったことで人間らしい温かな感情を知り、それはさらに民の幸せ、太平の世を目指すまでに成長した。
すべては白風夕がいてくれたから・・・余命がわかっているなら彼女とラブラブな余生を送りたいわよね
同じ志の皇朝なので安心して国を託せますからね。
とっても納得のエンディング
そう、作品の大まかな流れはいいのよ
主な登場人物たちが皆、才覚があり、冷静沈着で常に理性を保ち、これは私の好きな人物像ではありますが、一つも見苦しさがなくて綺麗すぎるというか、色々な場面があっさり過ぎたような気がします。
こんなに素敵な役者陣を集めながら、それぞれの役に深みを感じないなんて凄くもったいない
これは脚本がイマイチだったのかな・・・
オープニングの曲といい、皆さん颯爽として美しくて頼もしくてワクワクさせてくれて・・・そしてサクサク見れて苛立ちなくて楽しめましたが、これだけの役者集めたのに気軽に見れちゃうなんて、深みを感じないなんてもったいないと思ってしまった作品でした。
と言いながらも最後の2話ウルっと来た私よ
墨羽騎駆けつけて
ついに婚姻、初夜よ
白風夕瀕死、皇朝やっと気づく
命を削って救う
ラブラブな二人
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