ゴールデンウイーク終わりましたね。
前半はお天気にも恵まれてどこも凄い人だったようです。そして地震まで・・・
皆さんはゴールデンウイークをどう過ごされましたか
私は地元のイベントをチラッと見に行ったり、学生時代のお友達の家に遊びに行ったり・・・あとはもちろんドラマ三昧です
さてNHKBSプレミアムで一挙放送していた「ロング・ナイト沈黙的真相」原題「沉默的真相」全12話見終わりました。
原作は推理小説「長夜難明」
「バーニング・アイスー無証之罪ー」「バッド・キッズ隠秘之罪」
と同じ原作者・紫⾦陳(ズー・ジンチェン)さん。
「バッド・キッズ隠秘之罪」は見れていない私ですが、「バーニング・アイスー無証之罪ー」同様見応えあります
推理ドラマなのであまり詳しくは書けませんが・・・
2010年、地下鉄の駅で爆弾騒ぎを起こした男の持っていたスーツケースから遺体が発見されます。
遺体は違法行為で前科がある元検察官・江陽(白宇バイ・ユー)、容疑者は有名な敏腕弁護士・張超(寧理ニン・リー)。
張超は殺害を素直に自白したので解決かと思われましたが、初公判で「私は殺していません」と自供を覆します
調べると張超にはアリバイもあり、事件は振出しに戻り、世間の注目を集めます。
これによりかつて「雪だるま連続殺人事件」を解決した名刑事・厳良(廖凡リアオ・ファン)が捜査に加わります。
俳優さんは違いますが、「バーニング・アイスー無証之罪ー」の厳良刑事の登場なのね。
厳良刑事も加わると、張超は「24日目にすべての真相が明らかになる」と告げ、同じ頃に新聞記者の張曉倩(黄尧ホアン・ヤオ)のもとに事件の手がかりだという1/9に切られた写真が送られてきます。
さあ、敏腕弁護士・張超と元検察官・江陽の関係は
江陽はなぜこんな姿に
写真には何が描かれているのか、なぜ24日目なのか
厳良たちの捜査する姿と共にドラマでは2003年、将来有望な正義感あふれる若き検察官・江陽が大学の同級生・侯貴平(陸思宇ルー・スーユー)の不審な死と冤罪を再調査しはじめた姿が描かれていきます・・・
侯貴平が亡くなった2000年から厳良たちが捜査する2010年の間を交差しながら描いていきますが、けっしてわかりにくいわけではなく、その描き方が絶妙であり、その中で徐々に真相が明らかになっていきます。
最後はすべての真相が明らかになりますが、明らかになったことはよかったですが、なんとも辛いです
こんな方法しかなかったのか、後半は泣かされました
江陽たちにそして侯貴平にも
正義感あふれる彼らが必死に調べても巨大な悪に次々握りつぶされてしまいます。それでも諦めずに前途有望な若者が仕事も家庭も失っても最後まで戦った彼ら・・・それは好き勝手している悪党が法の裁きを逃れていい訳がない、悪事を働けば裁かれるべき
その強い信念
推理ドラマだからあまり語れないのですが、内容だけでなく役者陣もいいし、推理と言うより見事な人間ドラマになっているので多くの方に見てほしい作品です。
またNHKだったから吹き替えですが、設定変えて是非字幕で見てほしいです。
声のトーン等、吹き替えと全然違います。
江陽、朱偉(趙陽ジャオ・ヤン)、陳明章(田小洁ティエン・シアオジエ)いい仲間
挿入歌「長夜」白宇さんが歌ってます