チャンネル銀河で放送していた「鶴唳華亭外伝~別雲間~」原題「別雲間」全12話見終わりました。

鶴唳華亭」の途中から今作を見るのがなんだか気が重くて毎週末にまとめて見てた私、でも見始めるあっという間に5話見てしまう面白さ、そして続いた「鶴唳華亭外伝~別雲間~」全部で60話+12話、終わったあー、何とも言えない気持ちです。

前日に「清越坊の女たち」で号泣して昨日は今作で号泣しました・・・えーん

 

鶴唳華亭」のそれぞれの出来事に肉付けがされ、さらなる展開に様々なことがわかってきましたが・・・やはりこの物語の根底には皇帝・蕭睿鑑(黄志忠ホアン・チーチョン)、あなたがいた!!

顧家の、顧思林の後押しで皇帝になった、それ自体が既に彼を疑心暗鬼にしていたのでしょうね。

あなたが密かに取っていた策が、あなたの思惑がどんどん朝廷を歪めていく、そして皇太子・蕭定権(羅晋ルオ・ジン)を、顧家を追い詰めて・・・皇太子・蕭定権の大切な人々を奪っていく。

 

こんなに辛い仕打ちをされても民を思い、邪道にはいかず、ぶれることがなかった皇太子・蕭定権、それは盧世瑜(王勁松ワン・ジンソン)の教えがあったからでしょう。

でも常に皇太子を守り、そばでずっと苦悩する姿を見てきた顧逢恩(鄭業成ジェン・イェチョン)、そしてそんな皇太子を守り、常に国に尽くしてきた父・顧思林があんな死に方をしたならば顧逢恩は変わるよねえーん

顧家の者たちが、顧逢恩が全ては皇太子が即位した時の世を期待して耐えてきたけど・・・えーん

そんな彼が皇太子を殺せるはずない、そして蕭定権にとって彼の自害は・・・たまらない、もう、本当に辛いえーん

 

そんな彼の気持ちを理解していたのはやはり陸文昔(李一桐リー・イートン)、廃された彼に会いに来た陸文昔は察していた、これが彼に会う最後だと。廃される、それは彼にとって死を意味するから。

だから懐妊を打ち明けた時、生まれてきた子に「父は清廉で正直で強い人だった」と伝えると言いましたが・・・だったと過去形ですからね泣くうさぎ

 

不安要素の顧家の者がいなくなり、今さら蕭定権の元を訪ねても・・・皇帝は失って初めて気付くのか。

あなたが最初に目にして良かった、きっとこの光景は忘れないでしょうから。あなたが招いた結果ですから。

廃されていたけど慧德皇太子として陵墓に埋葬された蕭定権。

 

そして陸文昔が産んだ子は蕭琛と名付け皇太子になるようです。5歳の蕭琛は無邪気で皇帝を恐れることのない屈託ない笑顔ニコニコ この笑顔が皇帝が「蕭琛にはお前に与えなかったものはすべて与えよう」と言った通りにしてきた証なのでしょうか。

許昌平(王雨ワン・ユー)も「殿下は正しき道のために殉じた、その思いは必ず天を動かし清く穏やかな世を民にもたらすだろう」と言っていました。

この言葉と蕭琛の笑顔が最後にこの作品の希望を描いたような気がします。

でもでもこれだけのことをしてきた皇帝・・・正直あなたがこれで変わるとは思えない。

そして皇帝は弱ってきているのに蕭琛はまだ5歳、蕭定棠(金瀚ジン・ハン)は生きているし、皇六子・蕭定梁もいるし、そして蕭琛がいつか父・蕭定権の様々なことを知ったならば・・・この作品を見てきた私が無間地獄だ、解脱できない汗うさぎ

いや、許昌平の言葉を信じましょう。清く穏やかな世を!!

許昌平が蕭琛を導いてくれると・・・。

そして父がどんな人だったか息子に伝えて夫の元へ旅立ったのかなあー2羽の鶴が仲良く・・・。

 

終わりましたあー、たまに難し過ぎて頭が??なったけど、心重くしながらも面白かった作品であり、演じた役者陣に堪能しました、皆さんに拍手です拍手 羅晋さんはホント凄い役者さんだあ拍手

 

今作は内容も凄いけど、描き方も独特で、何とも言えない作品でした。なんだか終わってホッとした自分もいる。それだけ見るのに力がいる作品だったのかな。

 

あー、王じい、張韶筠にも泣けたよーえーん

 

蕭定楷(辛鵬シン・ポン)の言葉が・・・

 

二人共辛すぎるえーん

 

これが最後だと知りながら泣くうさぎ

 

蕭定権がえーん

 

蕭琛の笑顔キラキラ