チャンネル銀河で放送中の「大明皇妃 -Empress of the Ming-」原題「大明風華」44話まで視聴しました。
またしても皇帝の代が変わります
朱高煦(俞灏明ユー・ハオミン)はついに宣徳帝となった朱瞻基(朱亜文チュウ・ヤーウェン)から永楽帝が朱高煦に皇位を譲ろうとしていたと知って私を認めてくれていたと・・・罪は認めないと言う朱高煦。
そんな中、胡善祥(鄧家佳ドン・ジアジア)も再び懐妊、しかし宣徳帝が孫若微(湯唯タン・ウェイ)の子に天下の根幹という意味で「鎮」と名付けたことで「姉のことは好きでも子は嫌い」と言う胡善祥
一方、朱高燧から朱高煦はオイラトと結託し靖難の遺児を利用していたことが判明。
そんな中、オイラトが攻めてきたとの報告が入り、親征する宣徳帝 アルクタイなどオイラト以外の部族には交易の維持を記した書簡を送り、オイラトのマフムードだけは絶対に許さないと決戦
見事に勝利し、マフムードは亡くなります。しかし宣徳帝も密かに深手を負っていて・・・
都に帰還した宣徳帝を待っていたのは生まれた二人の皇子
でも喜びは束の間、朱高燧からの報告でついに朱高煦と皇后・胡善祥の関係が 一夜のうちに・・・朱高煦は自ら家族を殺し、宣徳帝は朱高煦をはじめ、彼に加担したものをすべて抹殺します。
胡善祥は皇后の位を廃され、尼寺へ。
永楽帝との約束を破って身内を殺してしまって、あー、でも朱高煦の悪事はそれだけではなく父の洪熙帝の薬にも毒を盛っていたなんて
様々な出来事と自分の体のこともあるしもう、心も体もズタズタな宣徳帝、宗廟に籠ります。
彼を説得したのはもちろん、孫若微。「皆が私の元を去っていきます。陛下まで去らないで」
さあ、孫若微が新しい皇后になります
でも永楽帝が残した遺詔にびっくり「孫若微は賢く、軍事、政治に長けている。朱家の仇敵だ。帝位簒奪を阻止せよ」だなんて
あー、馬鹿でもダメ、賢くてもダメなのね
ついに宣徳帝は死期を悟り、孫若微を殉葬するかどうか、悩みますが、息子朱祁鎮が病弱なこともあり、彼女の願いを聞いて「君の命を君に返す」と言う宣徳帝。
そして宣徳帝、崩御。あー、亡くなってしまったあ でも彼の即位した10年間が明の黄金時代だったのね 孫若微との関係も最後まで良好で、彼女からも後悔していないと聞けて良かったよね。
さあ、次の皇帝は・・・孫若微の子の皇太子は病弱で未だ歩けず、しゃべれず 宣徳帝の死後、戻った胡善祥の子朱祁鈺を推す声も
六部九卿の帝位継承者を決める協議が行われます。
なんとその場で皇太子朱祁鎮が母・孫若微の必死な願いが届いたのか、立って歩いて、走って「母上」「かかれ」「殺すのだ」と叫びます 奇跡だわ でもこの言葉、母上以外はちょっと微妙
とにかく祁鎮は正統帝として即位、皇后が補佐します。
あー、やっぱり、あの発した言葉通り、わがままで横暴、皇后が注意しても太皇太后が甘やかすから・・・前途多難です
ついに初めから出演していた朱家の5人衆がすべて亡くなって ただただ寂しさが・・・謀反で帝位を奪った者たちはまた奪われる不安が、奪う野心が生まれますよね。
少年期に恐ろしい虐殺を見て、弱い父を守り、常に叔父たちを警戒していた朱瞻基、ほのぼの場面も多々あった朱家ですが、裏ではやはり怖かったわね・・・でも彼らの所業はドラマを盛り上げて楽しめました
そして現れたのが横暴な可愛げのない正統帝ですからね
胡善祥と朱祁鈺もいますからね、これからが孫若微、本当の苦悩でしょうね。
楊士奇や于謙たち重臣も次々皇帝が亡くなり、挙句に未熟な皇帝ですからね。彼らも辛い。
見る私も辛いかも・・・
二人の息子を得た喜びもつかの間・・・
一夜のうちに
宣徳帝崩御
朱祁鎮・・・
朱瞻基、お疲れ様でした