チャンネル銀河で放送中の「如懿伝~紫禁城に散る宿命の王妃~」原題「如懿伝」25話まで視聴しました。
「瓔珞~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」と同じ時代を描きながらも登場する同一人物の性格が全く異なるので面白いです。
「瓔珞」の富察皇后(秦嵐チン・ラン)はとてもやさしくて模範的な皇后でしたが、「如懿伝」の富察皇后(董潔ドン・ジエ)はは地位を保つために企んでばかり。
「瓔珞」の嫻妃(佘詩曼カーメイン・シュー)はいい人からがらりと変わり、妃嬪たちを死に追い込んでいった人でしたが、「如懿伝」では誠実で思慮深いヒロインの如懿(周迅ジョウ・シュン)ですからね。
そしてまだチラッとしか出てきませんが、瓔珞にあたる衛嬿婉(李純リー・チュン)も登場してきましたが、あの手この手で上を目指していきそうです。
そしてこの前半、一番の強者は嘉貴妃の金玉妍(辛芷蕾シン・ジーレン)、自分の手は汚さずに言葉巧みに妃嬪たちをさらには皇后までも操って・・・
でもその姿は誰よりも優雅で・・・なぜか送りたくなります。
さあ、陥れられ冷宮の如懿、でも陰で乾隆帝(霍建華ウォレス・フォ)が守らせていたのですね。
乾隆帝は皇帝になってからは自分の本心を隠し見せぬようになってきました。目だけの芝居も増えてきました。霍建華さん、さすが
乾隆帝は色々なことを結構把握しているようですが、善悪や正否ではなくあらゆることを踏まえた上での命を下しているようです。
だからそれが悲しかったり、悔しかったりして・・・
今は如懿も乾隆帝を理解しているかもしれませんが、これからはどうなることでしょう
企む妃嬪たちも増えてきますからね。さらに好みの女性を見ると乾隆帝の目は男の眼差しになりますから
如懿が冷宮に入ってから1人ぼっちとなった海貴人の海蘭(張鈞甯チャン・チュンニン)がついに立ち上がったのが嬉しいです
強く美しく生まれ変わり、そして懐妊までに
そして父を亡くし、冷宮に入ってまでも命が狙われ、さらに皇后がくれた腕輪のせいで不妊になっていたと知った如懿も決意を新たにしました。冷宮を出る日も近いのでは
如懿のそばにやさしい惢心がいるのが心強いです。あの阿箸は本当に腹立たしかったですからね
乾隆帝も阿箸を寵愛しているのはわざとですよね
さあ、まだまだ先は長く辛い展開も多そうですが、この後宮の愛憎劇を見届けていきたいと思います。
セリフより、表情だけで芝居する事が多い霍建華さん、周迅さんに見入ってしまいます。それだけにひしひしと思いが伝わります。
オープニングを聞くだけでなんだか泣けてくる作品です。
海蘭の決意
瓔珞に当たる衛嬿婉登場
冷宮でも狙われ
皇后からの腕輪が