衛星劇場で放送中の「明蘭~才媛の春~」原題「知否知否応是緑肥紅痩」64話まで視聴しました。
それぞれの人の性格が露になる凄い場面でした。
この場面に2話をかけるこの作品の凄さ、面白さを改めて感じました
明蘭(趙麗穎チャオ・リーイン)は劉さんに康家の家職を連れてこさせます。
康家の家職は康夫人が最も信頼する侍女祁さんの息子たち。
彼らから証言を得るために
そんな中、王家の王夫人、長男と嫁、そして康夫人の息子が盛家にやって来ました。侍女祁さんも一緒に。
ここに康夫人も呼ばれそれぞれが言い合いに
まるで一幕ものの芝居のようです
明蘭は供述書と証人を呼び康夫人の悪行は明らかに
康夫人と王若弗、どちらを罰するか決めるのは王夫人。
康夫人に「もう、お前を守れない」と言う王夫人。
そう言いながらも盛紘にすり寄ってくる王夫人
流されそうになる盛紘を、明蘭の一言が彼を引き戻す・・・面白いです
「法に基づきあの毒婦を私的に罰し、3つの家がこの件を隠せば安泰に過ごせます。拒めば役所に訴える」と言う盛紘。
すると王夫人ったら「若与(康夫人)は盛家の姉にすぎない。最悪でも流刑。私たちが手を加えればもっと軽くもできる。でも姑殺しを実行した若弗はどんな罰が下ると?断罪されれば息子や娘は・・・」と脅してきたよー
答えられずにいた明蘭のもとに顧廷燁(馮紹峰ウィリアム・フォン)と長柏(王仁君ワン・レンジュン)登場
辞表まで既に書いてきた盛家の長男長柏が明蘭を救ってくれます
見事なまでの道理をわきまえた正義の裁きで
それなのに長柏を打つ王夫人。
ここで盛紘の言葉「なぜ義姉上が傲慢なのかわかりました。常に義母上がかばい続けたからです。あなたが甘やかしたせいでどれほどの人命が犠牲になったか」その通り 出来れば裁きも家主としてあなたが出来たらよかったのにとも思いましたが・・・
こんな中、おばあ様が目を覚ましました
目を覚ましたとなるとまた図に乗ってくる面々。しかし長柏は凛とした姿で裁きます。
康夫人だけでなく、母である王若弗に対しても「宥陽の盛家の祠堂で祈ってください。10年間、新年と節句を除いては祠堂を出てはいけません」
頭突きして「親不孝者!」と言って出ていく王若弗・・・あなたはそれだけのことをしたのよ
人の醜いところ、狡いところが見事に描かれた2話でした。盛紘が途中に言ったセリフではないけど「醜い騒ぎ」でした。自分が犯した罪の大きさがわからず、焦点がずれたことを平気で言う人々、そこに王夫人、盛紘、明蘭が加わり・・・苛立つことも多々ありましたが、それぞれのセリフにまたもや脚本さすがと思いました
そして最後は長柏の凛とした裁きが本当に見事で、でもその陰にすばやく彼に知らせたお嫁さんにも
でも目覚めたおばあ様が気にしていた巡察を無断で戻ってきた二人、朝議で追及されるのでしょうか されるのでしょうね・・・
次の展開が心配です
でも今回の最後は「守りたい」と言った顧廷燁に明蘭が笑顔で可愛いキスを何度も 明蘭からなんて嬉しいよね顧廷燁 久々に笑顔の二人が見れて