帝国劇場「エリザベート」観てきました
やはりこのミュージカルは大好きです
宝塚版、そして東宝版・・・何回観たのでしょう。
観るたびに微妙に変わってきていますが、飽きることがなく何度でも観たい作品です。
エリザベートは民がミルクがなくて困っている中ミルク風呂に入り、子供も夫も見捨てるような女性。
そんな彼女の物語ですが、そこに死を登場させたことで引き込まれる物語となり、さらに曲も衣装も舞台装置も魅力的で、すばらしいミュージカルとなりました
この作品は何度見ても飽きる場面がない、曲もみんな好き
ミヒャエル・クンツェ氏、シルヴェスター・リーヴァイ氏は凄いです。
本日の配役は
さて今回は古川雄大さんがトートを演じると知った時から楽しみで
観ることが出来て良かったです
同じ作品を何度も観ていると自然とそれぞれの役や歌のイメージが出来上がってしまい、それと違うと違和感を感じたりするのですが・・・
彼のトートは声が綺麗で丁寧に歌っている感じがして、歌だけ聞いていると死ではなく天使 なんて思ったりして
今まで色々なトートを見てきただけにその分物足りなさを感じてしまったのですが・・・
2部を観てて思ったのですが、これも古川君なりの解釈のトートなのではと。
彼が少年ルドルフを見る優しい眼差しや微妙に変わっていく表情。
そしてこんな歌い方出来るんだ、って思った時、丁寧だけど迫力に欠けると思った場面は彼なりの解釈でそうしていたのではないかと。
彼は以前ルドルフを演じていたのでこの作品、そしてトートには思い入れがあるはずですから。
そして私が観たのが初日からすでに2か月経っていますから。
これが彼のトートなんだと
外見もお顔が小さくてモデルのようなスタイルのトートでしたが、髪形はもう少し改良して欲しい、さらに美しいトートになるはずです。
そしてこちらも東宝版ではお初のエリザベートの愛希れいかさん。
まあ、少女時代のエリザベートが自然で可愛い。
私は彼女の宝塚時代の舞台を見ていないのでどれだけ歌えるのかわからなかったのですが、地声と裏声が自然で思っていた以上に良かったです
それにしても毎回思いますが、エリザベートの1部最後の衣装は本当に素敵です
後の方々山崎育三郎さん、田代万里生さん、剣幸さん・・・ベテランさんは安定してます ルキーニって山崎育三郎さんにぴったりの役って気がします。
エリザベートと出会った頃のフランツの田代万里生さんは若々しさをだして表情が可愛かったです
剣幸さんはトリプルキャストの涼風さん、香寿さんに比べたら歌は弱いかもしれないけど歌えていて十分ゾフィーでした。
でもレジェンド花總さんと井上さんのコンビも観たい、成河さんのルキーニもいいですよね 涼風さん、香寿さんのゾフィも観たい
そして今回、革命家のシュテファンを演じた佐々木崇さん、長身でお顔素敵って思ってしまいました