BS朝日で放送していた「月桂樹洋品店の紳士たち」全54話見終わりました。韓国で30%を越える視聴率だったこの作品、人気があったのが理解できます。
全編を通して温かさがあり、出演者は味のある演技派揃い、またメイン男性4人がスーツが似合ういい男
私スーツの似合う男性好きなので
私は勝手にこの4人イ・ドンジン(イ・ドンゴン)、ペ・サムド(チャ・インピョ)、ソン・テピョン(チェ・ウォニョン)、カン・テヤン(ヒョヌ)が月桂樹洋品店を守っていく物語かと思ったのですが、実際はこの洋品店を舞台にそれぞれの恋愛ドラマって感じでした。
仕事のできるイ・ドンジン、優しいテヤンはそれぞれイ・ドンゴンさん、ヒョヌさんらしいぴったりの役で、特にイ・ドンゴンさん、スーツ似合います
サムド役のチャ・インピョさんは妻役のラ・ミランさんといいコンビで、二人とも喜怒哀楽1番演じてて迫力満点の夫婦でした
そしてソン・テピョン役のチェ・ウォニョンさん、いっぱい歌聞かせてくれました「スザンナ」と「オッパが行く」耳にこびりついちゃう
狂気の悪役続いていたからすごく新鮮、また妻役のオ・ヒョンギョンさんとは4組の中で1番自然で微笑ましいカップルだったような・・・
イ・ドンジンとナ・ヨンシル(チョ・ユニ)は実際にも夫婦となりましたが、とってもお似合いですが、役のイ・ドンジンとしてあそこまでデレデレは見たくなかったかなあなんて
テヤンとミン・ヒョウォン(イ・セヨン)のカップルもセヨンさんが可愛いから許せちゃうけど、実際にあんなに追っかけられたら怖いよ
反発していたミン・ヒョサン(パク・ウンソク)も会社を追われた後は月桂樹洋品店で修行して無事、本社に復帰し、ミン・ヒョジュ(ク・ジェイ)はベルギーに研究員として招かれ、そしてヨンシルを苦しめていたホン・ギピョ(チ・スンヒョン)はやっと改心して故郷へ帰って・・・みんないい人になって
ただ月桂樹洋品店の主だったイ・マンスル(シン・グ)は目が見えなくなってしまいました。でもイ・マンスルは目が見えなくなって人生が見えると、そして彼を含むメイン5人の男性が海に向かって「服と人生を一致させる人が真の紳士だ」と言って・・・END
とにかくこれでもかーっていうくらいの悪人がいなくて最後はみんないい関係となって
柱となるマンスルが本当にいい人で、だからその周りに集まる人達の物語ですから温かさがあって、そして笑いと涙があって楽しめました。
でもこの作品が遺作となってしまったマンスルの妻役のキム・ヨンエさん。
撮影は辛かったようですが、ぜんぜん感じさせず、ただ痩せてしまったなあと、そして50話が最後の姿となってしまってその後姿が見えなくて悲しかったです。初めてキム・ヨンエさんを知ったのは「ファン・ジニ」だったでしょうか、迫力あって存在感のある素敵な女優さんでした。