チャンネル銀河で放送していた「大秦帝国 縦横~強国への道~」原題「大秦帝國之縱横」全51話見終わりました。

ミーユエ~王朝を照らす月~」と同時代ということで見比べられて面白かったですチョキ

ミーユエ~王朝を照らす月~」は羋八子中心に描かれていましたが、「大秦帝国 縦横~強国への道~」は秦王贏駟(富大龍フー・ダーロン)と張儀(喩恩泰ユー・エンタイ)の活躍を中心に描いています。

もう、富大龍さんは圧巻です。彼の演技にはいつも惹きこまれます。

張儀の喩恩泰さんはイマイチ好きになれなかったけど最後、老いた張儀と公孫衍が再会し酒を飲み交わした場面は感無量でした。

そして羋八子(寧静ニン・チン)、「ミーユエ」と違って才女ではあるけどキャッキャしてちゃっかりでもあり、寧静さん自体あまり好みではないので、もう王后の魏紓(傅淼フー・ミャオ)応援しちゃう私でした。婚礼の時、父を人質に取られ、やむなく贏駟を刺して・・・そのため王后となっても寵愛されず、最後も切なかったあ・・・しょぼん

王后は自分の子の蕩だけでなく、稷にもましてや義渠駭(陳昊チェン・ハオ)と羋八子の子の琰(この役なんと陳暁チェン・シャオさんが演じてます)にも慕われていて、みんなに「かあ様」と呼ばれて・・・

贏駟が亡くなり、その後の贏蕩も亡くなり、贏壮に唆される魏紓。

琰は二人の母の争いを止めるため自ら二人の杯を飲み、稷の剣に刺されて命を落とします。もう涙ですしょぼん

魏紓も稷と琰のために以前贏駟を刺した剣で自分を刺し亡くなります。それを見てその剣で何度も魏紓を刺す羋八子叫び

そして情の深い稷の知らないところで贏壮の一派を亡き者にする羋八子です。それにより無事に即位する稷です・・・END

 

この作品を見ると「ミーユエ」が色々脚色されたドラマだということがわかります。色々「大秦帝国 縦横」とは違います。

歴史に詳しくないのでどれが正しいかははっきり言えませんがべーっだ!

・「ミーユエ」では王后が楚の出身でしたが、実際は魏の出身。

・羋八子は「大秦帝国 縦横」では秦王に嫁ぐ前に義渠駭との間に子を産んでいた

・「ミーユエ」では蕩は子供のころから横暴だったが、「大秦帝国 縦横」では蕩と稷は仲が良かった

・公子たちが皆王后を慕っていた

・贏華が「ミーユエ」では魏夫人の子であったが、実際には贏駟の弟

・「ミーユエ」では蕩は魏頤に一目惚れでしたが、「大秦帝国 縦横」では楚の項萌に一目惚れ

・「ミーユエ」では贏駟は遺詔で蕩に何かあったら稷にと残したが、「大秦帝国 縦横」では蕩が遺言で稷を新王にと命じた

などなど違いがありました。

同時代を描いた作品を色々見るのはなかなか面白いですニコニコ

とにかく両作品とも主演の富大龍さん、孫儷(スン・リー)さんはすごかったあ!!