ムーラン(巾幗大将軍) 全40集見終わりました。
う~、なんか切ない、皇族には生まれたくないっていうか・・・
花生(江若琳エレイン・コン)が女性だとわかるのがおそかったので恋愛部分は最後の方だけで、戦友としての絆の方が強かったかしら・・・。

可汗に殺されそうになった花生、そこに俊皇子(陳思成チェン・スーチェン)が珠児を連れて現れお互い人質交換として花生と珠児が交換され無事に助かる花生です。その夜陛下のために華武を殺そうとする俊皇子ですが、そこに花生が来て自分の実父だと言い、殺すなら私を先にと言う花生に、二人を殺せず、逃がす俊皇子です。しかし部下がこっそり二人を捕まえます。
捕まった花生に麗華と闡を殺せば父も助けると言う皇后、でも殺せなかった花生、さらに皇太子を襲った犯人にされ、処刑されることに・・・駆けつける趙宇(袁弘ユエン・ホン)、一緒に処刑されることに、死ぬ前にと自分が若蘭だと告白します。そして俊皇子も駆けつけ、最後は玉荷(劉梓妍キャンディ・リウ)の助言により陛下が処刑を中止します。
玉荷は皇后により、素性を暴かれ、陛下の寵愛を失い、正気を失くした皇太子の世話をさせられます。
再び揉冉が攻めてきて戦に向かう、俊皇子、花生、趙宇です。兵士たちに疫病がはやり、花生までもが・・・揉冉に生えている薬草が効くきいて死を覚悟して乗り込む花生と趙宇です。
そして薬が完成し、この薬は中原と揉冉に生えている薬草を合わせたもの、憎しみを捨て助け合いましょうと言う花生と趙宇、揉冉も漢人もかわらないと。
花生を心配した俊皇子も来て和睦が成立します。
企みが上手くいかず謀反を起こした宇文述は捕まり自害し、闡も殺され麗華も自害します。
自分達も殺そうとしていたのに麗華と闡の死を嘆く皇帝と皇后です
皇太子も広皇子が殺しますが自害したことに
久々に若蘭に戻り一家そろった華家、私が気にかけていた潘晴は若蘭が戻ったので去ろうとしますが、趙宇は趙家の養女にならないかと言ってくれて趙宇とは夫婦ではなく兄妹になります。よかった 
一家そろっているところに俊皇子が来て花生が趙宇の妻若蘭と知ります とても辛そうな俊皇子です。
玉荷は広皇子に家族を殺すよう毒を渡されますが結局できず、広皇子に正気を失う薬を飲ませれ、幼児のようになる玉荷です。
趙宇は花生をめぐって俊皇子に決闘を申し込みますが・・・わざと負ける俊皇子です。
「本当は奪いたい、しかし私は皇族だ、花生を後宮に閉じ込めたくない。花生を幸せにできない。優先するのは天下の民だから。」切ない俊皇子です
揉冉から使者がきて珠児と俊皇子の結婚話が、両国の平和のために、また広皇子と皇位を争わないためにと結婚を決める俊皇子です。
陛下はまだ華家を殺そうとしているので俊皇子の策で芝居をうって花生が宇文全に殺され華武が家に火を放ち家族みんな死んだことにします。
俊皇子が花生の隠れている棺にむかって「若蘭、この名前を呼ぶのは最初で最後だ、愛している、永遠に。」棺の中で泣いている若蘭、切ないです
数年後・・・色々企んでいた広皇子が皇太子となり、俊皇子は揉冉で若蘭を秘かに思いながらも珠児を大切にし、若蘭と趙宇には子供が生まれ幸せそうです。

想像と違い、俊皇子と花生の恋愛がもっと描かれているのかと思ったら、そうではなく、愛より義兄弟の絆と権力争い・・・。メインは花生と俊皇子ではなく、花生と趙宇でしたね。そして文金高島田のような髪型の皇后が主役だったかしら・・・。
野心あふれる玉荷も、巧妙に企む広皇子もそんなに嫌いじゃなかったです。そんな彼が後に皇帝になるのはちょっとびっくりですが、最後華家の件では俊皇子を助けてましたし、冷酷な彼が泣いているシーンもありましたし・・・皇帝になるにはそのくらいの冷たさと巧妙さが必要ってことかしら
それより花生と趙宇の二人、頼もしいときもありましたが、なんか見ててイライラする時がしばしばありました。
なんでかしら・・・二人の会話や行動に、花生がおバカなのか頭がいいのか、趙宇のしゃべり方、役のせいなのだろうけどちょっと。
それとはじめに北周の再興の立役者が乙卯生まれの華という姓という占いはどこに消えちゃったの  それは若蘭ではなかったの
俊皇子と花生との恋愛部分があまりなかったのと、また花生が将軍として颯爽と部下達を指揮していく場面とかがほとんどなくて残念でした。
想像と違っていたけど、また登場人物もあまり魅力を感じなかったのだけれど、それなのになんかおもしろかったです。

ディズニーが「ムーラン」の実写版を企画しているという記事読んだけど誰がやるのかしら・・・  アジアの人よね