好きなごはんのお供は?
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5年ほど前まで、中国のお米は正直言ってまずかった。
「食えればいいんだろ」と言うレベルで、お米の美味しさは全く感じられない…
中国では主食は大きく分けて小麦と米だけど、拉麺、餃子、饅頭、小籠包、ワンタン、饂飩、焼餅、鍋貼…など、小麦粉製品のバリエーションは非常にたくさんある。
対して、お米は年糕、米粉ぐらいしかない。
小麦は基本的に粉にしてから食べるけど、お米はそのまま食べることが多いんですね。
にもかかわらず、中国のお米は不味い…中華料理は脂っぽい料理も多いし基本的に味付けが濃いから、お米にかけて丼モノみたいにして食べることも結構あって、お米そのものの味にはこだわりがないのかもしれない。
10年ほど前まで家族全員で中国に赴任していたころ、中国から日本に帰って一番初めに食べるのは「卵かけご飯」。
広島空港の国際線到着で一軒しかない和食レストラン、特別にお願いして白ご飯と卵を出してもらって食べる卵かけご飯がとにかくおいしかった…
中国の米は日本のお米と比較にならない、別の食べ物だ…と、思っていました。
しかし、この二年ほどで劇的においしくなってる、中国のお米。
日本の減反政策に幻滅し、数多の米作り農家、研究者、改革者が中国に渡り中国の稲作を「飢餓対策・食料政策」から「経済政策・換金作物」に変革させました。特に中国東北部のお米は劇的な発展を遂げています。
中でも《五常大米》は素晴らしい。