成田空港が開港してから45年。

円安、海外旅行は高嶺の花になってしまう、そんな声が聞こえてきますが、私にとって海外旅行は今でも高嶺の花です。

 

私が海外というのを初めて意識したのは東京サミットのとき。

 

当時は小学校の4年生だったか、5年生だったか。

 

成田空港にコンコルドが着陸する映像を見て、すごく驚いたことを覚えている。

 

小学校の6年生になったとき「サミット」は「先進国首脳会議」であると教わった。

 

そうか、大平総理大臣は先進国の総理大臣だったんだ、外国の偉い人たちが全員日本に集まる、そんなことが起こってたんだ、と感じたことを覚えています。

 

その当時、1ドル220円とか240とかでしたね。

 

だから外国のものはなんでも高い、高級品、こんな高級品を買うんだからもちろん品質要求は滅茶苦茶高い、そんな時代でした。

 

舶来品という言葉があって、高級品の代名詞でしたね。

 

またあの時代に戻るのかなぁ。

 

肉は週に一回食べられればいい方で、テレビは一家に一台、土曜の夜はみんなでドリフの8時だよ!を見る。

 

それはそれで幸せかもしれないけど。