自転車をこいで射場につくと、大体おなかが減っている。

 

まあね、昼ごはん食べてから5時間たってるのに、さらに一時間近くずっと自転車こいでるから。

 

射場でご飯を食べさせてもらうことも多いけど、何にもないときもある。

 

昨日は射場にのび太君が一人だけいた。会員もスタッフも、とにかく他には誰もいない。

 

珍しいね、まったく誰もいないなんて。

 

36本打って、おなかが減ったからのび太君に「おなか減ったね。ご飯どうするの?」と聞いたら、射場で誰かがご飯を出してくれるのを待ってる、だって。

 

私は20:00までに射場を出ないといけないから(カミさんと愛を語る時間が決まっているので…定時連絡ともいう)、誰かが来るまで延々と気長に待つわけにはいかない。

 

一階に降りてショッピングモールをうろうろ。

 

ワンタン屋さんがあったので覗いてみると、中サイズで11元と中々のお手軽価格なので。

 

注文して座って待ってろ、と言われたのでとにかく待ってると、なんか視線を感じる…。

 

マリリンモンローとかオードリーヘップバーンとか、モナ・リザとかアニメのヒロインとか…

 

およそワンタン屋に似つかわしくないモダンというかサイケというか、落ち着かない空間だな、と思ってしまった。

 

ワンタンをテイクアウトで頂きましたので、射場に持ち帰って食べます。

 

やっぱりのび太君以外には誰もいない。

 

お味は最高でしたよ。

 

ツルッとしてあったかくて、いくらでも食べられそう

 

「何食べてるの?」とのび太君が日本語で聞くから「ワンタン」と日本語で答えた。「馄饨、なんで日本語でワンタン?だめだこりゃ、の中国語『完蛋』と日本語のワンタンが同じ発音なのはどうして?」というので…

 

日本語のワンタンは馄饨の音訳だけど、現代中国語の音ではない、宋代から明代の寧波周辺の発音で…という話をしながらワンタンを食べた。

 

とにかくおいしいワンタンでした。汁まで飲み干しちゃった。