お金を貸して下さい、と言って簡単に借りられるものではありません。

 

負債を作る、と言っても作り方が問題。

借金返済のために頭を悩ますようでは意味がないし、見た目の採算はいいけど他に家を借りなければならないなら結局赤字になる。

 

また、アイディアも採算計画も立派だけど総工費が5億とかなってくれば、銀行も金融機関も融資には簡単に応じてくれない。

 

だから、最終段階に入る前に銀行の意見も聞くことにしました。

 

「おたくの支店に口座を持ってます」と言えば、どの銀行もむげには出来ないからとりあえず話だけは聞いてくれる。

 

融資に応じるかどうかは全く別の問題だけどね。

 

ここから先は結構生々しい話になってくるので、各社社名は伏字にしますね。

 

HOME4YOUに情報を打ち込んだのが7月初めで、7月中にはほぼすべての回答が出そろった。

 

8月に入り、D建託は当初5階建てという話だったが実際に出してきたボリューム図は2階建て

 

これで不信感が出てきたけれど、そのあとの面談で土地所有者(私の親世代)の家族信託をするように司法書士を手配する、と言ってきた。

 

ボケること、死ぬことが前提になった話で、両親は一気に不機嫌になる。

 

そういう話は最後の最後融資を受ける時に金融機関が出してくる案件だよね?と思って家族会議。

 

結果、D建託は「幻滅した」という理由で選にもれました、ご協力ありがとうございました、と私から連絡することに。

 

と、この段階でM銀行に採算計画、自己資金計画、ボリューム図などの資料を出すことになったのは、

Tコーポレーション、S林業、Mホーム、XTC、Sレ、Kラストの6社。

 

8月末に資料を渡し、9月末に評価をください、とお願いしました。

 

で、T,S,M,X,S,Kの各社に「銀行に評価をお願いしています」と連絡して9月末を迎えます。

 

こうしておけば、断るときに「銀行の評価を参考に内部で検討しました」と言えば、銀行のせいにできるもんだから。ずるいけど。