8社に状況の説明を終えると、各社が資料をもって再度訪問してくれました。

 

住友不動産は業界大手ですよね。もしかしたら最大手かも。期待していたんですが、見せてもらった資料の内容に間違いが多すぎて、打ち合わせの際「この数字の意味が解らないんですが…」とか「この比率の表示は説明の内容と合致しませんね…」などのやり取りばかりになってしまい、肝心の中身が全く頭に入らなかったのです。

 

同席した父と兄にも感想を聞きましたが「何だったのかわからない」という状態。

 

その後住友不動産からは何の連絡もなく半年が過ぎ、終了。

 

基本的には営業担当個人の能力の問題だとは思いますが、それにしても住友不動産、情けない対応だなぁ。

 

ATCは鉄骨で組み立てます、自由度は少ないけど安く上がります、と言うのが売り。

 

クラストはRCで低コストが売り。ただし全て同じへの作りになるので、竣工後に現在の住人は他に住居を探すことが前提です。

 

セレは30平米で1LDKを実現するデザインで、若者カップルに人気だというのが売り。

 

大東建託は頑張れば5階建てまで行けます、鉄筋コンクリートです、とのこと。

 

東建コーポレーションは一階に店舗を誘致して二階三階を住居にしましょう、重量鉄骨はいかがですか?というアイディア。

 

住友林業は2LDK中心で一部3LDK、高級志向で高い家賃収入を目指します、という考え。

 

三井ホームは一階二階は大手企業の社宅一括借り上げ、3階に住居、というアイディア。

 

各社のアイディアが揃ったところで、現住物件の測量図を求められたので提供し、アイディアをボリューム図にしてもらうことになりました。

 

同時に採算見通しを各社が出してくれたので、それを我が家のメインバンクである三井住友銀行に診てもらい、「銀行から見てどの会社のどのアイディアが融資可能か」の意見をもらいます。

 

アイディア出して、融資が下りなければ絵に描いた餅で終わるからね。

 

この話、続きます。