我が家は核家族です。
これ、もう死語かもしれないけど核家族という言葉がありますね。
大家族に対する核家族。
世帯主を筆頭にその尊属卑属が全員同じ家に住むのを大家族、世帯主とその未婚の卑属のみが同じ家に住むのを核家族と言いますね。
要するに、おじいちゃん、おばあちゃん、兄家族、弟家族、子供たち、のように何世帯も一緒に同じ家に住むのを大家族と言い、それに対してお父さんお母さん、子供だけで構成された世帯が一つの家に住むことを核家族と言います。
昭和の時代、大家族と核家族は混在していて、サザエさん的な大家族はそれほど珍しくなかった。
教科書にも載ってたしね。大家族、核家族、その区別と特徴、なんて。
平成から令和になり、大家族はほとんど見かけない。
平成から令和にテレビで時々特集される「大家族」は夫婦で子だくさん、という意味で紹介されることが殆どで、本来の定義である大家族とはずいぶん違う。
カミさんの実家は今どき珍しい本当の意味での大家族だった。おじいちゃん、おばあちゃん、カミさんの妹と姪二人が同居。
しかも同居してない兄弟もいるから、実は血縁者はやたらと多い。
年に一回二回、盆と正月に帰省すると親戚やらなんやら大勢集まって、それはそれは大変な賑わいになる。
翻って我が家は核家族だけど、私の実家もちょっとした大家族。
父母と叔父、兄が同居。
その叔父が急病で入院した。
叔父は未婚なので実は私にも遺産相続の話が出る。
これ、結構大変なんだよね。
東京の一等地に土地持ってるから。
この話、続きます。