53回目の誕生日だ。ボスがケーキを用意してくれた…と思ったら、自分で用意するのが嘉定流。みな自分でケーキを持参してくる。私もケーキをサリーちゃんに注文してもらった。自分では注文できないからね。いや、注文だけならできるけど、持ってくることが出来ない。デリバリー大国の中国だけど、ケーキだけは自分で運ぶ。崩れちゃうもんね。

だから、自家用車を持っている人か、すぐ近くで歩いて行けるケーキ屋を知っている人しかケーキは買えない。高級品だけど、それ以上に人を選ぶ食品だ。まあ、嗜好品だし、それでいいか。

 

上海には金持ちが多いが、私の友達も金持ちばかりだ。二十歳そこそこで自家用車を転がす。ケーキも買う。ケーキの値段は150元ぐらい、日本円で3000円ぐらいか。一食普通に定食屋で食べたら20元ぐらいだから、7倍から8倍。滅茶苦茶高級品だけど、手が出ない贅沢品でもない。しかも、上海のケーキはレベルが高い。ふわふわのスポンジにたっぷりの生クリーム、フルーツがてんこ盛り。

 

嘉定も一応上海だから、ケーキはおいしい。

 

でもとにかく酒を飲むのはちょっと違和感があるな。ワインとかシャンパンじゃなくて白酒だ。53℃のアルコールと生クリームは合わないだろう…と思ったけどやっぱり合わなかった。甘党の私はケーキだけたくさん食べる。アーチェリー場のメンバー―で1月が誕生日の人が5人もいた。今週はこれで2個目のケーキだ。

 

悪ふざけで鼻にクリームつけられた。食べ物をオモチャにしちゃいかんよ。