8月2日(火)

 

 

昨日は勢いでアメブロを開設し、殴りつけるように書いた。

 

今朝起きてあれは夢だったかなって思ったけど、意識がハッキリしても私のブログはちゃんと存在していたし、

いいね、ももらっていた。ありがたい。

 

 

これまで私が触れてきたSNSは、ラインだけだ。

現代に生きる若輩者の割にはマイノリティかもしれない。

(若輩者、という言葉が何歳までを指すのか念のため確認したが、年齢のことだけでなく

経験が未熟な者も指すようなのでセーフとしよう)

 

 

友人はインスタグラムやTwitterに息するように触れている。

私はスマホを見る彼らを黙って見ている。

クラブハウスの流行と衰退速度は、まるでF1のレースをみているかのようだった。

 

 

食事をしていても、ちょっとの隙間時間に、例えばトイレから戻ったときにもナプキンで口を拭っている間にも、

目線はスマホに落ち、花火みたいに色が飛び散る画面を見つめている。

 

 

つい5秒前まで一緒に大笑いしていても、その余韻が漂う中ふとスマホを手に取ってSNSを開く姿に、

最初は何かを見せてくれるのかとか話題を提供してくれるのかと構えていたが、

そんな気はさらさらなくまたスマホを置いて、何ごともなかったかのように会話の続きをする。

地続きのリアルと仮想空間に、夢遊病の日中ってこんなふうなのかな、とすこし思う。

 

 

でもそれだけSNSには刺激や宝物がいっぱいあるんだろう。

目を離したら先を取られてしまうような、チャンスがゴロゴロ転がっていたりもするんだろう。

実際、お金配ってたりもするし。

 

 

 

そんなことわかってるのに、なぜ私がSNSをやってこなかったか。

 

 

 

答えはシンプルで、

自分が他人に見せるほどいいものを持っていないからだ。

 

 

吐き出しても吐き出しても、私がアトピーであることは変わらなくて、

加工でもなんでもきれいな肌を露出させるSNSの向こう側のひとと自分を比べたくなかったからだ。

 

 

それでも覗いてみたことはある。

同じように皮膚炎に苦しむ誰かに慰めてほしくて。

もっとひどい告白をすると、私より酷い皮膚炎の人の存在を確認したくて。

それで自分は「この人たちよりは軽症かもしれない」なんて悦に浸る、最低なことをしていた。

 

 

 

でも現実の世界に私より苦しんでいるひとはいなかったし、今もいない。

みんな、「痩せたいな~」と言いながらもっちりした腕を触っている。

 

 

何人かは「自分もアトピーだからわかる」と言ってくれた。今の夫もそうだ。

でも私からみたそれは全然私と同じアトピーじゃなかった。

 

 

私と違ってほんのり桃色で、体液も出ていない。

私と違って、皮膚が原因で学校を休んだこともない。

私と違って、入浴直後のバスタオルに血が付いたこともないそうだ。

 

 

そんなふうに、私は孤立した。

ステロイドを塗るたびに、諦めも強く塗りこんでいたように思う。

 

 

だからSNSはしてこなかった。

 

 

こんな若輩者もいる。