今年のネタは今年のうちに。急げーダッシュ

 

熊猫堂の新曲の解説文を眺めていたら、色々と思い出したことがあるので、とりとめもなく書いてみます。翻訳や解説ではありません。ただ何かを垂れ流します。

 

 楽曲解説前半(一部)

 

KKBOX台湾

12.28「熊貓堂ProducePandas」
發佈 全新單曲《明年也要好好長大》

 

「熊貓堂ProducePandas」
以前から自分の中であいまいなのが、中国での正式名称が「熊猫堂」なのか「熊猫堂ProducePandas」なのかということ。中国では中国語名と英語名を繋げて表記する人が多く、それが正式名称なのか単なるアカウント名なのか分からないことがある。上の文を見た感じだと、中国でも日本と同じように「熊猫堂ProducePandas」が正式名称なのかな?? (最初はそうじゃなかった気もする)

 

2022年は厳しいコロナ政策の影響もあり、思うようにいかないことも多かったようだ。

2022將盡,有太多的人都體會到了突如其來的無力感,原本井然有序的生活和計劃,也漸漸的變得無序和混亂。可是仔細想想,人生中的那些年,哪一年不是如此呢?成長,原本就是這樣的,一邊期待著按部就班的生活,以及努力就會有回報,一邊在無序的突發狀況中,積累即興發揮的智慧。這才是我們此刻正在經歷和未來也要面對的人生呀!

 

えっと……。2022年は混乱した暮らしの中で多くの人が無力感を覚えた年だったけど、そもそも人生は順調にはいかないものだ。着実な生活や努力が報われることを期待しつつも、突発的な状況での臨機応変さも身に付けていかなくてはいけない。…みたいなことかな?

 

2022年的「熊貓堂ProducePandas」,同樣也面對了諸多挑戰和考驗,在音樂行業並不景氣的當下,在日發售首張中日雙語EP《COSMIC ANTHEM》,努力學習泰語,發表泰版單曲《世界晚安》,向海外音樂市場輸送華語音樂的魅力與影響力;同時還以表演嘉賓的身份頻登《開門大吉》、《星光大道》、《新聲樂遊記》、《最好的舞台》等多個音樂綜藝節目,用唱跳的形式為大家帶去溫暖和陪伴,並以品牌摯友的身份,與綠箭攜手拍攝《口香糖》定製版MV。

 

ここでは、“音楽業界が不景気の現在”において熊猫堂が残した実績が書かれている。日本語曲やタイ語曲のリリース、さまざまな音楽バラエティ番組への出演、リグレーガムとのコラボ。

 

気になるのは、出演番組のなかの『新聲樂遊記』。これはCCTVの音楽番組だけど……出演してない。書き間違い? あるいは収録済みという話だったらいいな(大きな番組ではなさそう)。

 

而這些光環之下,當然也有諸如音樂節、演出活動、商業合作等因疫情突發狀況臨時取消、延宕等等意想不到的挫折和時不時來自網友們的批評和質疑聲。


ただ、こうした実績の裏では、音楽祭やライブイベント、ビジネス上のコラボなどがコロナの影響でキャンセルや先送りになったほか、ファンから批判や疑問の声が上がることもあった、と。

 

 東方風雲榜の話

 

於是在11月25日,憑借勵志單曲《衝刺》,獲得東方風雲榜第二十九屆年度新人榮譽的熊貓堂,在發表獲獎感言時,感謝大家認可的同時,也大膽開麥 「內娛不止有兩個男團……接下來會繼續和世界過招」,以此表達他們繼續向夢想挺進的決心!

 

ここは東方風雲榜の話で、「《衝刺》で新人賞を受賞した」とある。これは読んでて混乱した。新人賞に具体的な対象曲があるのかな? 少なくとも公表はされていない。あと、受賞作品はどれも2021年の曲だったので、それが対象期間だという理解でいたのだけど、違うのかな?(コロナ前はずっと3月開催だった)

 

それから、受賞スピーチでの鼎鼎の言葉として引用されてるのが、
 “內娛不止有兩個男團……接下來會繼續和世界過招“
(中国エンタメのボーイズグループは2組だけじゃない……これからも世界と勝負していく)
これ、後半はどこからの引用だろう? 鼎鼎のスピーチでは言ってないはず。ちなみに「和(跟)世界過招」(世界と勝負する)は「青春有你3」のスローガン。

 

前半の「中国のボーイズグループは2組だけではない」は当時ちょっと話題になった。ただ、この話は説明が面倒なわりに大した話ではない。

 

#东方风云榜只有两个组合参加#
まず、イベントの出演者が発表された時、グループが2組だけだというのがちょっとだけ話題になった。ひと組は王道中の王道である時代少年団。もうひと組は異端中の異端である熊猫堂。そのため、「中国に他にグループはいないのか」「中国エンタメ終わってんな」みたいな話になった。ニュアンスはよく分からない。冷やかして面白がる感じなのかな?

 

#熊猫堂说内娱男团不止两个#
そして当日、鼎鼎が受賞スピーチで「中国のボーイズグループは2組だけじゃない」と発言し、これも少し拡散した。「ネットのネタに本人たちが反応した」「反応早い」と、好意的というか、好評だったと思う。

 

 解説文の最後(一部)

 

人生是一幅急景,無論過去的好不好,都是要說再見的,而所謂長大,是無論此刻有多遺憾,也要努力向前看!向遠走!往高飛! 所以在「熊貓堂ProducePandas」全新單曲《明年也要好好長大》中,五位成員期待用活力四射又魔性洗腦的旋律,與元氣樂觀的演唱,在2022年尾聲,為每個人送去來自他們的「特大號」擁抱:辛苦了,2022的你、我、我們!

人生というのは流れ去る景色のようなもので、過去の良し悪しにかかわらず別れを告げなくてはいけない。そして成長というのは、今どんなに残念な思いがあっても頑張って前を向いて進んでいくことなんだ、と。
そしてこの曲は、今年最後にみんなを労って熊猫堂が贈る特大サイズのハグである、と。

 

そして最後。

這次,就讓我們在這首《明年也要好好長大》的歡樂中,和熊貓堂一起迎接充滿無限可能性的2023。
新一年,迎上去!無所畏!

(「世界晩安」の後、)今度は「明年也要好好長大」の楽しさを感じながら、熊猫堂と一緒に無限の可能性に満ちた2023年を迎えよう。
新しい一年を出迎えよう!恐れることはない!

 

•••みたいな感じ?

 

パンダ

 

乗りかかった船
「今年は順調に行かなかった。実現しないこともたくさんあった」というような話はメンバーも口にしていた。でもこちらからしたら、必死で追いかけないといけないくらいには、皆さん走り続けてましたよ。

 

2020年11月、彼らが訓練生として世に出たすぐ後に世界がコロナ禍に突入し現在に至る。ある意味、熊猫堂の本来の「通常営業」がどんなものか、まだ誰も見たことがないとも言える。今以上の活躍を願う一方で、「この人たち、急に月〜金の番組とか始めたらどうしよう?」と怯えていたりもする。爆笑

 

でもまあ、なんかもう、ここまでついて来ちゃったしゲラゲラ、ついて行きますよ。新曲のジャケットは水夫なので「乗りかかった船」かな。笑

 

(あ、そっか。あのジャケット写真は海の向こうを見てるんだ)

 

完了 おしまい