2021年1月3日、熊貓堂(Produce Pandas)が中央電視台(CCTV)の番組に出演しました。
我要上春晚 第6期
番組全編
まず、CCTVでは春節に通称「春晚」と呼ばれる年越し特番を放送します。日本では「中国の紅白」とも呼ばれています。
各局でも同様の特番を放送するし、“若者の春晩離れ”も言われ続けてますが、やはり国営放送であるCCTVの春晚が舞台としての格は高いようです。
そして、スターじゃなくても一般人でも春晚に出演できるチャンスがあるのが、コンテスト番組「我要上春晚」です。
ルールはだいたいこんな感じ
- 最初のパフォーマンスを披露。
- 16人のメディア関係者?(1人10点)と300人の観客(1人1点)が投票。
- 300点以上獲得するとメインステージでパフォーマンスできる。
- 再び投票。ゲスト審査員は1人10点だが1度だけ20点を付けられる。
- 全員のパフォーマンスが終わったら観客による追加投票。
- 1位になると決勝戦に該当する「直通之夜」に進める。
- 審査員は話し合いで決勝進出者をもう1組選べる。
招財貓&辣辣辣
フル動画の4:00頃、熊貓堂は1組目に出場して、まず「招財貓」を披露。
振付師のクレジットもあります。招財猫の振付は熊貓堂。
9:00頃。300点を越えてメインステージで「辣辣辣」
振付は潘昊煒
かっこいいパフォーマンス
ひとつ不満なのは、中国の番組ではよくあるんですが、歓声のSEを使い過ぎ。せめて何パターンか使い分けてほしい。
それと驚くのは、ここ、屋外の仮設ステージなんですよ。上空からの映像が何度か映るけど屋根がない。いくつかの都市を回るからか仮設会場を設営してるようです。今回は山東省青島でした。
12:20頃、「辣辣辣」の後の審査員とのやりとりは、
- 審査員が条件付きで20点出すと言い出す。
- 要求どおり高速「辣辣辣」を踊る。
(早送りではありません、と字幕。峰峰の動きが怪しい)
- 20点Get。
ということのようです。
その後は鼎鼎だけが控え室に座っていたので番組中に何度も映ります。これがどれも妙に可愛かった。
結果
1:17:30頃から最終投票。
残念ながら通過はできませんでしたが2位でした。審査員枠も今回は該当者なし。
1位は地元青島の合唱団で地元ネタをたくさん盛り込んでたし、ほかの数組も地元チームだったようなので、その中での2位は健闘した気がします。
ライブ配信番組で放送されたらしい舞台裏インタビュー。アカペラで歌ってます。
≫Bilibili@我叫Tom君(ファン投稿)
おまけ
いろいろ調べてる時に出てきた短い動画。
2019年の春晚の映像です。こういうの大好き! 超カオス
会場の吉林省は自動車産業が盛んなのでこんな感じになってます。
2022年の冬季オリンピックが北京なんですよね。開催できるかはわからないけど、変に上品ぶらずにこれくらいやってほしい