熊貓堂(Produce Pandas)が9月25日に新曲を発売しました。
このペースの速さには何か理由があると思うけど、そもそも中国ではリリース間隔が短い印象があります(周深なんて毎週出してる気がする)
中国のファンもあまり驚いてる様子はなく、素直に喜んでるようです。
盤他 (盘他)
Pan Ta
2020年9月25日配信
作詞:陳則皞
作曲:唐紹崴、高維綸、葉懷佩Andrew
編曲:陳星翰、唐紹崴
制作:葉懷佩Andrew
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30日にミュージックビデオが公開されました。
まさかのExecutive Producer降臨(七哈の上に)(しかも楽しそう)
ソングライター
今回は多分みんな台湾の人たちです。
目玉は編曲を担当した、ラッパー/ソングライターの陳星翰(Starr Chen)。蔡依林(ジョリン・ツァイ)のアルバム『呸』と『Ugly Beauty』で多くの編曲とプロデュースを手掛けていて、それだけでもなかなかのリストです。
「怪美的」(作曲も)
「Play 我呸」
「I'm Not Yours」feat. 安室奈美恵
・・・などなど。
ほかにも張惠妹や王心凌、羅志祥などのスターたちと仕事をしているし、
千田愛紗 feat. 青山テルマ「Secret Life」(編曲、制作)
というのもありました。
もう一人、プロデュースと作曲に参加してる葉懷佩は、周杰倫(ジェイ・チョウ)率いる「杰威爾音樂 JVR Music」所属のシンガーソングライターで、張信哲や袁詠琳、閻奕格などと仕事をしています。
歌詞
これまで通りならMVと同時に英語訳と日本語訳が出てくるはず(希望)
今回も日本語と英語字幕付きでした(+タイ語)
翻訳の傾向が見えてきました。英語訳は分かりやすいけど、かなり意訳されてる。日本語訳は原詞に忠実すぎて分かりづらいところがある。うーん難しい。いい中間点はないものか? でも自分では訳せないので、ありがたいのはありがたいんですけどね。
流行語「盘他」
タイトルの盘他(盤他)は2019年の流行語として話題になった言葉なので、日本語でもいろいろ解説記事が書かれてます。基本は「撫で回す」「こすり合わせる」みたいな意味らしいけど、使用法は幅広く、「いじる」とか「痛めつける」という意味にもなるようです。
効果音
冒頭の猿のような声は鼎鼎。直後の「Yeah, it's panda time」は十七君。一番最後の「うーは」っていう可愛い声も十七君だそうです。
鬼畜EDM
楽曲解説[KKBOK台湾]によると、完成した曲を聴いた熊貓堂メンバーが冗談で「バンコク鬼畜EDM」と命名したとのこと。
鬼畜(kichiku)
“ビリビリ動画などの中国の動画サイトで使われるネットスラングの一種で、いわゆる音MADを指す言葉。この言葉は中国語には存在しなかったため、日本語から中国へ輸出された際に「最終鬼畜シリーズ」の影響を受けて意味が変質したらしい。”
ニコニコ大百科
暗号
毎回恒例の暗号はビリビリ動画だけでの公開でした。解読すると発売日と陳星翰の名前が出てきます(解読した人もいた)
≫bilibili
もうひとつもビリビリ限定。ぼかしの入った画像がスクラッチされて少しずつ明らかになっていくというシリーズ投稿。面白い。
MV予告
29日に投稿された動画。ぱっと見、静止画を加工したようにも見えるけど、実は動画です。メンバーは目を開けてるのが辛かったと言っています。bilibiliやFacebookで高画質で見ると分かりやすいかも。
≫bilibili
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熊貓堂「盤他」ダンス動画まとめ
10月1日は国慶節で、今年は中秋節も重なり中国では8連休になります。イベントも多くエンタメ業界は忙しい時期のようだけど、熊猫堂は少しは休めるのかな?