中国の音楽番組「歌手・当打之年」(歌手2020)の決勝戦が4月24日に放送されました。
前回、決勝のことは書きましたが、MISIAのことはここで改めて書きます。
≫ 【最終回】MISIAも出演する中国の音楽番組「歌手・当打之年」總決賽のおさらい
そもそも私は特にMISIAファンというわけでもなく、この番組自体が好きなわけでもなく、中国語もほとんどできないんですが、なんとなく書き出したら引っ込みがつかなくなり、現在に至ります。
でもこのブログに書くために夢に出てくるほど集中して番組を追っていたので、この週末は思いのほか虚脱感が強くて自分でも驚きました。今、スッキリした気持ちでいられるのは、週末ずっと微博を中心にコメント欄を読んでたから。
26日にTRP2020オンライン・トークLiveに出演されたMISIAさんもお元気そうでホッとしました。
個人的な今シーズンのフィナーレ
時系列で話すと、まずLittle Black Dressかな。Ryoさんは第4回で「未来へ」を歌った時にギターで参加していて、その時すでに「あのかっこいい女性は誰?」とざわついている人たちがいました。
決勝後、微博のその時点での最新投稿に声援や感謝のコメントが付き始めます。
その後、ご本人が微博を更新。ここでも愛のあるコメントで溢れます。
機械翻訳で何とか気持ちを伝えようとする人。微博は中国のSNSなのに「日本語ができないから中国語のコメントでごめんなさい」と謝る人など。みんなやさしい。ここでまず泣いちゃった。
「周りの友達にMISIAのことを勧めようと思ってゲームのIDを全部MISIAに変えた」
「偶然だね、俺も変えた」
「僕も」
もちろんMISIAのアカウントも同じです。まず、番組終了時点での最新投稿のコメント欄。
そしてMISIAのメッセージが中国語で投稿されるとコメントが押し寄せます(ログインしないと見られない?)
最初に見たときは1000件くらいだったかな? これを書いてる時点では5500件以上。 この数字自体はすごく多いというほどでもなく、ほかの歌手の決勝直後のコメント欄は万単位だし、華晨宇だと軽く100万は越えます。表示される数字だけではコメントの中身まで判断できないけど、それでもこの数字差を見ると、MISIAがいかにアウェイな立場で歌っていたかを考えてしまいますね。
そしてコメントの内容が、もう、圧倒されるほどの
上のようなコメントが中国語、日本語、英語で延々と続きます。本当に圧倒されて涙が止まりませんでした。
これは3月にどこかで見つけて、面白かったので保存してた書き込み。
「MISIAはほかの何人かの歌手とはランクが違う。MISIAは黄金聖闘士で、ほかは白銀聖闘士だ」
あ、これ、ちゃんと読むと最後、「国境も過去も取り払って、(自分だったら)MISIAに投票する」って書いてありますね。
これもいいなあ。「逢いたくていま」の歌詞をノートに書いて、赤ペンを入れながら覚えてる大学生。
Twitterにもたくさんコメントが寄せられてます。
最高のエピローグ
サポート役の陳葉生のところにも毎回、MISIAファンからのコメントが寄せられていました。告知がメインのMISIAのアカウントよりも、こっちのほうが確実にMISIAに伝わると思ってリクエストなどを書き込むんですよね。すっかり「お客様窓口」みたいになってました
そして土曜日、陳葉生が長文の文章を投稿しました。これがMISIAへのラブレターのようで、これを読んで、もうだめ、決壊号泣
「もうブログの更新なんて無理!」とか思いながら週末ずっと泣いてました
MISIA公式ファンクラブの期間限定インスタが日本語訳を載せてます(みんなからハオ君って呼ばれてるのね)
当然、中国の人たちも号泣。(丸めたティッシュの写真とか投稿しなくていいから)
これを書いてる時点で4万7000以上のいいねと3800以上のコメントが付き、9400以上シェアされてます。
きっと、ほかの歌手にもそれぞれ語られないストーリーがあるんだろうな、ということも思いました。
前にも書いたけど、陳葉生は仕事を越えて本気でMISIAを応援してる感じや、誰よりも番組を楽しんでる感じが伝わってきて、そこが好きでした。今回だって奇襲されて一番不安そうにしてたのも、結果を聞いて一番悲しそうにしてたのも、この人でしたからね。
MISIAの人間的な魅力が中国の人たちに伝わって、いつからか「姐姐可愛!」(お姉さん可愛い)というような親近感のあるコメントが溢れるようになったのも、彼が隣にいたことで引き出された部分が大きい気がするし、これ以上ない最高の橋渡し役だったと思います。
これからどこへ帰るにしても、まだパンデミックは続くので、どうぞ気を緩めずに気をつけてください。
モデル/俳優なので、いつかMISIAの新しいミュージックビデオが公開された時、そこに映ってたら最高。
MISIAのデュエット相手をみんなが予想してた時、ネタで陳葉生の名前も挙がってたんですよ。これも見てみたい
MISIAさん、陳葉生さん、Ryoさん、本当にありがとうございました
どう締めくくっていいかわからないので、終わります。
次回からはこれまでどおり、地味なミュージシャンをひっそり応援していくブログに戻ります
「歌手・当打之年」(歌手2020)歌唱曲一覧
第01期 逢いたくていま (现在好想见你)
第02期 銀の龍の背に乗って (骑在银龙的背上)
第03期 明日へ (向着明天)
第04期 未来へ (向着未来)
第05期 つつみ込むように (深情包围)
第06期 What a Wonderful World
第07期 行かないで (请别走)
第08期 Into the Light
第09期 アイノカタチ (爱的形状)
第10期 Can't Take My Eyes Off You
第11期 -未参加-
第12期 さよならの向う側 (再会的彼端)
でも、まだ終わらないんだな~
投稿前に微博を確認したら、「#Love for MISIA」というハッシュタグ・キャンペーンが始まってました。
MISIAのLove for Chinaプロジェクトへのお礼に写真でMISIAに感謝を伝えようという企画で、5月2日24:00まで募集するとのこと。数時間前に始まったばかりだけど、すでに集まってきてます。んも~ようやく涙も収まったところなのに!
≫ 微博@中关村拓哉(企画説明)
(+ #LoveForHao)
ログインしないと最初のページしか見られないみたい。本当はもっとある。上部のタブで切り替えは可能。
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