中国の音楽番組「歌手・当打之年」(歌手2020)の第5回が3月6日に放送されました。
これまでの経緯とかいろいろ書いてます。
今回は第3ラウンドの前半なので新たな奇襲歌手3人(秦凡淇、吉克雋逸、胡夏)が登場。収録日は2月29日。
今回の曲目(出場順)
蕭敬騰 「好的晚安」 鄧見超 (2019)
2019年に蕭敬騰が指導役?で出演していたシンガーソングライターのコンテスト番組があり、出場者の鄧見超が披露したのがこの曲。鄧見超は優勝し、この曲は番組全体のベストソングに選ばれました。
周深 「Monsters」 Katie Sky (2014)
やっと自宅待機が解除!
この曲は去年、抖音(TikTok)で流行った曲だそうです。
黃霄雲 「連名帶姓」 張惠妹 (2017)
台湾の歌姫、張惠妹(アーメイ)の曲。作曲は周杰倫(ジェイ・チョウ)
秦凡淇 「不透氣的房間」 秦凡淇 (2019)
奇襲歌手1人目は、蕭敬騰のところで書いたコンテスト番組「這!就是原創」で、わりと上位まで残った人。
歌の内容は「ママは私を愛してるからパパとは別れないって言うけど、私はママにもっと自分自身を愛してほしいの」
袁婭維 「淒美地」 郭頂 (2016)
これは原曲がカッコいいので変なアレンジだったら嫌だなと思ってたけど、袁婭維とも合っててよかった。
吉克雋逸 「Power To Forgive」「Looking For Trouble」 吉克雋逸 (2019)
奇襲歌手2人目の吉克雋逸(吉克隽逸、ジークー・ジュエンイー)は、アメリカのヒットチャートに並んでそうな感じの曲が多く、スヌープ・ドッグと一緒に「Summer Time」という曲も出してます。
袁婭維とは因縁のライバル?で、オーディション/コンテスト系の番組で過去2回、競ってます。今回も周囲の期待に応えるように再び直接対決となりました。
ただ、奇襲は成功したけど、選曲はもっと他に持ち味が活きる曲があった気がします。
歌う前にみんなが「モモコ!モモコ!」って言ってるのは、字幕には反映されてないけど空耳じゃありません。「ちびまる子ちゃん」が好きなことからニックネームは「Momoko」(突然の親近感)
ジークーにモモコ、さらに英語名のSummerも飛び交って、周深が「名前が多い」って混乱してました
≫ Apple Music / iTunes (吉克隽逸)
≫ Spotify (Jike Junyi)
MISIA 「つつみ込むように」 MISIA (1998)
デビュー曲にして代表曲のひとつ。最後の「謝謝!」までかっこよかったですね。
微博では中国のMISIAファンらしき人たちも「待ってました!これぞMISIA!」って感じのコメントをしてました。驚いたのが、ダンサーのYOSIEさんに興奮気味に反応してる人が多かったこと。「YOSIE!」「YOSIEは日本一のロックダンス女王だよ!」「MISIA老師とYOSIE老師の神コラボ」みたいなコメントがありました。みんな本当に詳しい。
華晨宇 「我們」 陳奕迅 (2018)
中華ポップスの“歌神”、陳奕迅(イーソン・チャン)の曲。
華晨宇はやっぱり凄いですね。「一人の人に歌ってるように見せたい」とカメラワークも指示して、直立不動で歌ってるだけなのにドラマチックで、ミュージックビデオの名作を見てるようでした。
パフォーマンス後のMISIAの反応にも注目。
徐佳瑩 「言不由衷」 徐佳瑩 (2017)
作詞作曲は艾怡良。ミュージックビデオは長野県の雪山で撮影してます(場所の特定は難しそう)
個人的な見どころ
・番組の最初のほうでフルーツに醤油をかけてみる周深。
・蕭敬騰の自宅のピアノが派手!
すごいのはピアノだけじゃなかった。彼の家は地上6階、地下2階って
ここから中継してほしい。
次回の見どころ
視聴方法

