中国語圏のミュージックビデオが日本で撮影されるのは珍しくないと思うんですが、先月、新曲で立て続けに3本も見ました。しかも、観光地としての日本ではなく、生活の場としての日本が舞台です。
日本で暮らす中国人は昔からたくさんいるし、こういう設定のMVも珍しくないのかもしれませんが、なんだか現代的なものを見た気がしました。
 
富士山
 
まずは、アイドルグループNINE PERCENTのメンバー林彦俊のソロ曲で、本人が主演もした日本の学園ドラマ風の作品です。
女の子はまだ進路に迷ってるけど、林彦俊には一足早く大学の合格通知?がエアメールで届き、二人は離れ離れに・・・。
これ、別に日本じゃなくてもいいわけで、やはり日本のアニメや学園ドラマの影響があって、向こうの人もこういう設定にファンタジーを感じるということかな?
 
对手(對手)
 
次はオーディション番組「创造101」(創造101、PRODUCE 101)出身の王菊の新曲です。
これも本人が主人公を演じているので、日本で働く中国人っていう設定かと思ったけど、あの女の子とおばあちゃんは子供時代の回想シーンですよね?中国系日本人みたいな設定なのか?
 
每一次花開(毎一次花開)
 
最後は周杰倫(ジェイ・チョウ)と五月天(メイデイ)のボーカル阿信、台湾の2大スター夢の共演として話題の曲です。出演している俳優は日本人なので、まあ、これは普通に日本人っていう設定かな?
なぜか周杰倫のチャンネルでは地域制限がかかって見られず、日本の会社が配信してる動画しか見られません。「泣かないと 約束したから」というのが正式な日本語タイトル?サブタイトル?のようです。
 
說好不哭 / 泣かないと約束したから