地味にインパクトのあるミュージックビデオを見つけてしまった・・・
香港の歌手、蔡一傑の新曲で、竹内まりや「プラスティック・ラブ」の広東語カバーです。
獨行派對 (ONEDERFUL)
蔡一傑(レイムス・チョイ)
1967年香港生まれ。
1988年に3人組ユニット草蜢(グラスホッパー)の一員としてデビュー。
現在はソロとして多方面で活動中(解散はしてないようです)
このミュージックビデオは監督もご本人。
オープニングは高須クリニック風だし(違う)、着物や浴衣は似合いすぎてて、大物演歌歌手か歌舞伎役者のよう。
さらにコム・デ・ギャルソンやらデコトラやら渋谷のスクランブル交差点やら、TOKYOてんこ盛り。
こういうのって、もっと思いっきりバカっぽく作ったほうが弾けた感じになると思うんですが、そうじゃないこのジワジワ来る感じ・・・嫌いじゃないです
歌もよかったです。というのも、広東語の歌って、あの独特の抑揚や、歯切れがよすぎる感じが未だに慣れないんですよね・・・(普通話の歌も最初は違和感ありまくりだった)
でもこの曲は広東語の抑揚と波長が合ってる感じで、聞きやすかったです。
あと、曲名の獨行派對(独行派対)って、パッと字面だけ見て「香港デモ関連の歌かな?」と思ってしまった。
「派対」はパーティーの当て字で、「ひとりのパーティー」みたいな意味になるようです。
2018年に出した「ONE」というオリジナル曲は、なんと歌詞が日本語です。
作詞は音楽制作者の山本淑稀さんと、元FIELD OF VIEWのボーカル浅岡雄也さん。
MVの撮影地は秋田県。
こっちのMVは正統派で、なまはげは出てきません(残念)
👹
「プラスティック・ラブ」は、香港のスター、梅艷芳(アニタ・ムイ)も2度カバーしてます。
広東語版の「尋愛」(1987)
普通話版の「找愛的人」(1991)