中国の歌手、好妹妹が出演した料理番組『好好吃饭吧』(好好吃飯吧)が色々と面白かったので少し書きます。
この番組はもともと6月にネットでライブ配信され、その後7月に編集版が公開されました。
司会はS.H.Eの任家萱(Selina)と料理人?の刘一帆(劉一帆)
番組はまず好妹妹が実際にやってるポッドキャスト番組『你妹電台』の収録現場という設定でスタート。
自己紹介で「中国初の男性によるガールズグループ」って言ってますね

注意:オープ二ングから料理開始まで30分近くかかります。途中、ゲームもあって秦昊が大量の激辛ソース(終級辣椒醬)を食べるはめに・・・
でも、重慶出身の秦昊は全く平気。
(重慶は、隣の四川省と同じく激辛料理で有名らしい)

そして、28分くらいからようやく料理開始。
指定された料理6品を1時間で作る(予定)
しかも食材を集めるところからスタート。
ネギはスタジオ内菜園で収穫。
肉団子もブロック肉を包丁で叩いて。
最後までフードプロセッサーは使ってないと思う。
ピューッ
と省略して・・・最終的に4品完成。
左から、張小厚の、
酒香花蛤(あさりの酒蒸し)
意式蔬菜湯(ミネストローネ)そして秦昊の、
洋葱湯(オニオンスープ)
照焼丸子(照焼き肉団子)画期的だと思ったのは、抽選で選ばれた視聴者の家に出来たての料理を配達するんですよ。これは面白い。
好妹妹の2人もファンの元へサプライズデリバリー(56分くらいから)
注意:ただしこの時点で夜中の12時をまわってます
この女性は地方から北京に出てきて、辛い就職活動を好妹妹の歌で乗り切ったらしい。
そこで、2人も上京した頃のエピソードを話してます。
なんとなく解読してみると、いい話っぽかった・・・
秦昊は会社勤めをしてた頃、牛丼が好きで、週に一度の吉野家の牛丼が自分へのご褒美だった。
日給100元(約1600円)のときに一杯20元(300円)以上する牛丼は贅沢だった。
当時はデートに使えるお金もなくて恋愛どころではなかった。
・・・みたいな話をしてます。
張小厚は北京に来て間もない頃、北京オリンピックの時期にメインスタジアムの近くに住んでいた。
閉会式の日、歩いて家に帰る途中、オリンピック帰りの観客の流れと出くわし、ひとり流れに逆らって歩く状況になった。
世界中から集まった大勢の人のなかで、自分だけが逆方向を進んでいる、その時はすごく孤独でみじめな気持ちだった。
・・・みたいな話をしてます。
好妹妹乐队/好妹妹楽隊





