前回書いたように李代沫は活動休止状態だったわけなんですが、いよいよ新曲が発表されました。
活動再開するといった発表もなく突然公開されたのかな?
微博では熊猫団のメンバーも大歓迎&応援してました。
 
 
谢谢你(謝謝你)
作詞:瀟彬
作曲:文穎秋
編曲:陳迪
 
NEW追記
 
正式な公開日は11月26日、感謝祭の日。
中国ではアメリカのような祝い方ではなく、身近な人にただ感謝の気持ちを伝える日なのだそうです。
 
中国語が分からないので歌詞の内容はちゃんとはわかりませんが、彼自身の状況や気持ちを率直に歌ってるように見えます。自伝的というか、手紙風というか。
 
サビで繰り返される「謝謝你」というのも、単に支えてくれた家族やファンへの感謝というだけではなく、自分が受けた罰に対してもありがとうと歌ってます。
あることないこと言われたし、蔑む人もいたけど、それらもすべて受け止めて「謝謝」と。消すことのできない傷痕だけど、成長の代償として忘れずいられると。
 
作詞は瀟彬、作曲は文穎秋
2人とも20代半ばのソングライターで(李代沫も1988年生まれの27歳)、以前にも李代沫の
「原来爱情没有刚刚好」
「I Believe I Can」
などを手がけてます。
彼らも微博で感慨深げにコメントしてましたね。
 
大サビの部分がまたいいんですよ~
哪怕前方有再多的嘲笑声
哪怕回忆有多疼
我都不会放弃 最初的梦
「これから先、これまで以上の嘲笑が聞こえてこようとも、記憶が疼こうとも、最初の夢をあきらめはしない」みたいな意味かな?
 
あと、
谢谢你 那些匿名给的牵挂
という歌詞はたぶん、「気にかけてくれた匿名の人たち、ありがとう」みたいな意味。
彼は出所して以来、表舞台には現れず、微博もほとんど更新してなかったんですね。ファンの人たちは彼の近況がわからないまま、この先どうなるのかわからないまま、それでも応援や復帰を望むコメントを送り続けてました。
新曲を祝うコメントを見ると、彼らもまた複雑な思いを乗り越えてきたんだろうなというのが、なんとなく伝わってきます。
そんなファンを垣間見ていたので、彼らの気持ちに思いをはせていたら、まるで自分も長年応援してきたファンだったような気になって(笑)泣けてしまったえーん
 

 

NEW 某日、追記。いつものように雰囲気訳です。
歌詞≫QQ音乐

 

A
聞くに耐えないことをたくさん聞いてきた
幸いにも僕は打ちのめされなかった
実際は彼らが言うほどひどくはない
現実が僕を打ち伏すことはできない
 

B
僕には温かい家族がいて
彼女が愛の強さを教えてくれた
一番暗澹とした過去に花を咲かせてくれた
笑顔は人生と向き合う一番いい方法だ
 

C
ありがとう 運命が与えた罰よ
ありがとう 嘘でも本当でも気にかけてくれた人達よ
ありがとう 癒えた傷跡も癒えぬ傷跡も
これは成長の代償なのだと思い出させてくれる
 

A-B くりかえし
 

ありがとう 心配してくれた匿名の人たち
ありがとう いいことも悪いことも全部
ありがとう 励ましてくれた人も軽蔑した人も
全てありがとう おかげで新たに出発できる
 

この先にどんな多くの嘲笑があっても
どんなに記憶が疼いても
最初の夢を諦めない
 

C くりかえし