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米ドル/円GTIS日足

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ユーロ/米ドルGTIS日足
CTAトレーダー マクハリのブログ-ユーロ・ドル11・12


シカゴ10年物T-NOTE日足
CTAトレーダー マクハリのブログ-シカゴ10年物11,11


ダウ平均株価日足
CTAトレーダー マクハリのブログ-ダウ11,11
ドル円は82円50銭と昨日から30銭近い円安・ドル高で推移、ユーロは1.3665ドルと続落しています。ダウは73ドル安の1万1,283ドルに続落、米国は「ベテランズデー」で債券市場は休場です。株価は通信機器大手シスコシステムズやウォルト・ディズニーが業績の低調から急落し、株価全体を押し下げています。中国の追加利上げ懸念や欧州の在財政問題の再浮上も、投資家心理を悪化させたものと考えられます。


NY原油(WTI)日足
CTAトレーダー マクハリのブログ-NY原油11・11
11日のNY原油は変わらずで引けた。NY原油期近12月限は前日と変わらずの87.81ドル。RBOBガソリン12月限は前日比0.05セント安の223.57セント、NYヒーティングオイル期近12月限は同1.53セント安の242.66セント。
ヒーティングオイルが急落しているが、今後数週間、米東部での冷え込みは厳しくないとの予報を明らかにしたことで、市場では需要低調な見方から、ガソリン売り・ヒーティングオイル買いのスプレッドが解消したとみられている。原油市場では中国の強気の経済発表を受けて、需要拡大を期待する動きもみられた。一方で、2ヶ月連続で鉱工業」生産が鈍化しており、生産者物価指数の上昇などでは支援材料になり切れず。


NY金日足
CTAトレーダー マクハリのブログ-NY金11・11


ZPLドル建てプラチナ日足
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11日のNY金は波乱の中、続伸。NY金期近12月限は前日比4.0ドル高の1403.3ドル、NY白金期近1月限は同7.9ドル高の1745.8ドル。
前日発表された中国の消費者物価指数がかなり強気の内容となり、インフレ懸念だ再燃し、時間外の時点から金急伸の動きをもたらしていた。また、通貨に対する不透明感が継続し、ドル高ながらも金市場への買いが集まっている。G20サミットでの通貨に対する対応が定まっていないようで、これも金買いにつながっていた。一時1420ドルを試す場面もあったが、高値警戒もあり、引けにかけて1410ドルを割り込んでいる。その後の時間外取引ではまた買い直される動きをみせている。NYダウの続落を警戒した買いが表面化し、時間外の買いにつながっているようだ。


シカゴ大豆日足

CTAトレーダー マクハリのブログ-シカゴ大豆11・11

11日のCBOT大豆は急反発となった。期近11月限は前日比20.75セント高の1330.25セント、1月限は同19.50セント高の1339.00セント。
米国大豆の輸出に関する思惑が根強く、さらにインフォーマの作付面積予想が支援材料となっていた。2011年度の米国大豆の作付面積が前年度比で160万エーカーの減少を予想している。生産者としてはコーンの作付により妙味があるとして大豆の作付面積を減少されると想定しているようだ。このため、将来的な供給不安も助長し、上げに拍車をかけたという。週間輸出成約高は週末の発表であるが、本日、退役軍人の日であり、政府機関はお休みのため。


シカゴコーン日足
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11日のCBOTコーンは続落し、5営業日連続で値を消している。期近12月限は前日比2.75セント安の564.00セント、3月限は同3.00セント安の578.00セント。
新規の買い材料が見当たらない中、5.70ドル台まで回復したものの、結果的にファンド筋の格好の売り場提供となってしまい、5.50ドル台まで大きく値を消す場面もみせた。本日のファンド筋の売り越しは推定1万6000枚。インフォーマが2011年度の米国コーンの作付面積が前年度比で5.6%も増加するとの見通しを明らかにしていた。需要低迷が懸念される中での将来的な供給増を予想される内容で、手仕舞い売りに拍車をかけたようだ。ファンド筋の整理商いがまだ継続するとみられており、安値を付けたとの見方はまだ少ない。


ICE砂糖日足
CTAトレーダー マクハリのブログ-ICE砂糖11・11
11日のICE砂糖は暴落し、10%の下げをみせている。期近3月限は前日比3.15セント安の29.66セント、2011年10月限は同0.06セント高の22.49セント。
ドル高や他ソフト安に加えてインドの輸出警戒もあり、ストップロスの売りが次々と必至して、30セント割れを強いられることになったという。インド農業相によると、同国の砂糖供給は350万トンの超過であるとされ、つまりこの分の輸出が可能ということを意味している。また、同相は11月末までには輸出許可の手続きを行うともしており、一気に荷圧迫が市場を覆うことになった。当初は200万トンとの見通しだったが、それを上回る輸出が警戒される上京にある。インドの輸出がより現実味を帯びてきたということで、前日から市場では高値警戒の動きをみせていたのは確かである。